【Vol.461】進捗確認を怠らない!
【本のタイトル】
成果を増やす 働く時間は減らす 高密度仕事術
【著者】
古川武士
【インプット(引用文章)】
「依頼した仕事が予定通り上がってこない」「依頼した仕事のクオリティが全く期待したものと違う」と納期ギリギリになって慌てた経験はありませんか?
私がかつて在籍した情報システム業界では、顧客先へのシステムの納品が遅れると、双方の会社の上層部を巻き込んだ大問題に発展します。
納期遅延しないようプロジェクトを進行させていても、思わぬ障害や難題から遅延するケースは現実問題としてあります。
遅延を招きやすいプロジェクトリーダーの特徴は、部下に任せてもよさそうな作業に自ら没頭してしまい、メンバーの作業進捗の確認をないがしろにしています。結果、気づいたときには予定よりプロジェクト進捗が遅れていて、その対応に追われることになります。
一方、多くのプロジェクトを抱えながらも前倒しで納品できるプロジェクトリーダーは、作業の進捗確認を徹底しています。プロジェクトが立ち上がると、真っ先に進捗確認のタイミングを決めていきます。例えば、2週間に1回、集まって確認、日ベースで報告書を提出させるという体制づくりをします。リーダーとしてプロジェクトの進捗を確認することが最重要の行動であると認識できているのです。
組織で仕事をする限り、業務を他人に依頼することは日常的にあります。依頼した仕事が、納期に期待した成果できちんと上がってくるには、フォローのタイミングが重要です。
悪循環のパターンは、他人へ依頼した仕事の尻拭いに翻弄されるケースです。最後は自ら深夜残業をして、つじつまを合わせる羽目になり、また別の仕事の重要な進捗フォローがないがしろになります。進捗確認という要を抑えることが重要です。
【アウトプット(具体的アクションプラン)】
プロジェクトが円滑に進むよう、進捗確認を怠らない!