【Vol.282】謙虚さを持つ!

【本のタイトル】
実践版GRIT やり抜く力を手に入れる

【著者】
キャロライン・アダムス・ミラー

【引用文章】
『ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則』の著者、ジム・コリンズは、最も桁違いな成功を収めている企業のCEOは非常に謙虚であるということを発見した。そういうCEOは、優れた最高幹部たちと共に組織を作り上げ、成功に導くよう幹部たちに裁量権を与える。慎ましいCEOたちは、全ての功績を自分のものにする必要はないのだ。フィードバックを積極的に受け入れ、問題を解決するのに、必要あらばすぐさま変化を起こす。そしてそうしたCEOによって作られた企業は長く存続する。例えそのCEOが退いても、組織が崩壊することはない。
人気の高い児童文学、E・B・ホワイトの『シャーロットのおくりもの』の中に、とても印象がある。蜘蛛のシャーロットが、豚のウィルバーのことを表す言葉として「控えめ」という文字を巣の中に浮かびあがらせる場面だ。うさぎのテンプルトンがその言葉の意味を尋ねると、シャーロットは「傲慢じゃないこと」と答えるが、それは適切な答えの本の一部でしかないことが後になってわかる。
謙虚さが何からできているかをよくよくみてみると、この資質は2つの側面から捉えることができる。一つは社会的な側面、もう一つは知的側面だ。社会的側面から見た謙虚さとは、「素直さ」や「思慮深さ」「成熟」「無欲」と言った要素がコアを成すものであり、一方、知的側面から見た謙虚さは、「好奇心」や「他者から学ぶ意欲」「新しい考え方を受け入れやすい柔軟さ」で構成されている。VIAの「強み」の研究では、両方の側面を合わせて謙虚さとして扱われている。
企業での個人及びチームにおける高いパフォーマンスについて調査した、ワシントン大学フォスター・ビジネス・スクールの研究では、謙虚さが必須要素とされ、重要性を強調している。ちなみにコリンズはこれを「Xファクター」と呼んでいる。すなわち、謙虚な人々は、積極的に他者の言葉に耳を傾け、もっと有能な人間になるために学ぼうと自分の欠点を潔く認め、傲慢になることなく自信を身につけようとする姿勢でいるのだ。そのため、謙虚さはビジネスでの成功のカギを握る、重要なアドバンテージの一つだと結論づけられている。また同様の研究では、高い謙虚さを持つリーダーの下で働くメンバーは、謙虚さのないリーダーの下で働く人たちと比べて、仕事に対するエンゲージメントが高く、リーダーの考えを信頼し受け入れる傾向が高いこともわかっている。

【具体的アクションプラン】
謙虚さを持つ!
自己成長するために、社会的側面と知的側面において謙虚さを持つ!

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