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起業して3年が経ち37歳になったので映像ベンチャーCOOが一年を振り返りつつハラハラとワクワクしている10個を書き出してみた

おっす、おら、シングメディアのCOO佐藤一樹です。

超ひっさびさにnoteを書いてます。

ハッピーバースデーto ミー

前回のnoteを書いてから1年が経ち、僕は2021年5月3日で37歳になりました。ひとまずおめでとうございます。ありがとうございます。(誕生から7日目記念)

そしてお祝いの言葉をくれたり、「ああゴミの日ってことはサトウカズキの誕生日じゃん」みたいに思ってくれた人もたくさんいると思いますが(全くいないと思いますが)みなさま本当にありがとうございます、みんな勝手に大好きです。

1年前に想像していた1年後は、コロナを経て、からの、それはそれは反動もあって、めちゃくちゃ人と人が密密しさで、盛り上がりまくってるような世の中が到来していることを、少しは想像していました。

が、1年を経ても、全然想像していたような世界は到来しておらず、むしろ緊急事態宣言中ですし、20時以降は飲み屋もほとんどやっていませんし、「どこかに旅行したぞ!みんなと飲んだぞ!みんなで集まってパーティしたぞ!」というようなイベントが軽々とは開催しづらいし、軽々とはSNSにポストしづらいし、しっかり現状のルールに準拠している、ことが前提なニューワールドの2年目に突入しています。

そんな折、渋谷に拠を構える映像ベンチャー企業のシングメディアは創業して3年が経過、3月から会社として4期目がスタートしてます。まじであっと言う間な1年でした。

振り返り

たくさんの方から仕事をする機会をいただき、シングメディアはなんとか日々を忙しくサバイブしております。

「忙殺」

僕が最もライバルだと思うこいつと日々戦ってます。ただ、戦ってるだけでは何も起きりゃせんので、この1年を振り返りつつ、僕自信が向き合っているハラハラとワクワクを気合いで10個、書き出していこうと思います。

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1、経営(ビジョンと行動指針)

ひとつめは、シングメディアという会社の経営。

2021年1月、経営合宿にみんなで行き、2日間、頭がパンパンになるくらい話し合い、今のシングメディアのビジョンと行動指針を決めました。

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そこで決まったのがこちら。

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「常に夢中を創造する挑戦者でいよう。」

読んで字の通りで、「夢中」とは何よりも全力でいる瞬間、無敵な状態です。そして僕たちは制作者として、そんな夢中を生み出すことに常に挑み続けていたい、という想いを込めました。(ボディコピーは後で考えようということで仮)

額縁に入れて会社に飾ったりもしてます。

行動指針はたくさんあるので今度紹介します。(いつ)

ボード

シングメディアは映像をプロデュースする制作者として、集団として、企業として、日々ワクワクしてます。

2、経営(数字)

3期(2020年3月〜2021年2月)を数字で振り返ると

226案件の映像の仕事をして(映像制作案件113件ライブ配信案件は113件)※2期:80案件
売上は前年比133%
Twitterアカウントは2363人のフォローを頂き ※2期:1367フォロワー
4月から新入社員が2名入社しました。

自分たちでも良い意味で驚いたのが、案件の数が昨期と比較して約3倍増えたことです。

去年の4月、映像制作仕事が全てコロナの影響でストップし、「…正直、気合いだけじゃ無理かも、、」と思った瞬間もありましたが、思考停止せず、考えつつ、すぐ行動し、ライブ配信事業をはじめ、右も左もわからない中、日々挑み続けては反省を繰り返し、結果としてライブ配信の相談をたくさん受けることができました。(ライブ配信がきっかけで映像をつくるとか、その逆も然り)

売り上げについてはあえて書いてみましたが、毎年右肩上がりに成長していくぞという想いに日々ワクワクし、それを実現しなければまずい、という想いにハラハラしてます。

3、会社の成長、メンバーの成長

現在のメンバーは10人+バイトや業務委託、という体制です。

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この1年を通じて、より強く、良かったと思えるのが、noteを見返してて去年も言ってるけど「(会社も個人も)成長するしか道がない」という環境にいるということ。

どんな状況に置かれたとしても、自分たちで考えて、時には話し合って、時にはぶつかりあって、自分たちでなんとかしていく。なんとかするには今のままではいけない。今のままではいけないということは、もがく、あがく。ただ、もがくだけ、あがくだけではいけない。過程も大事だけど、「俺たちがんばったよね」では終われないし、会社が先に終わってしまう。終わらせないためには、仕事で成果をあげる、結果を出すことが大事。仕事で成果をあげる、結果を出すには、考える、動く。考えながら動くだけでは質はあがらない。質をあげるには工夫する。たくさんインプットする、アウトプットする。仲間をつくる、巻き込む。ただ1回の成果や結果ではない、その成果や結果は自信になり、進化する。進化したら、突き詰めるもよし、別にチャレンジするもよし、でもずーっと動き続けたり考え続けたりすると、疲れる。仕事のために仕事をしているような感じになると、体力もそうだけど、メンタルがやられる、だから適度に休むし。遊ぶし、寝るし。

誰のせいでもない、どんな行動、どんな選択をしても、

「ぜんぶ自分たちのせい」

この1年は、ほんと自分たちを強くさせた気がします。

4、合同入社式と新入社員

なんとシングメディア、4月から新入社員が2名入りました。

Voicyのみのりーの粋な計らいで、3社(株式会社Voicy / ZaPASS JAPAN株式会社 / シングメディア)で合同入社式を開催。

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個人的なハイライトはシングメディア代表の田中が他の社長と同じように、社長らしくなんか良いことを言っていたこと。(内容は全く覚えてないし、田中も覚えてないと思うけど、めちゃくちゃ良いことを言っていた気がするw)

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こちらがうちの新メンバーの田中(二人目の田中)と杉本。

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入社して約1ヶ月くらい経ちまして、配信王こと間地のチームに所属になりましたが、もはや、なんというか、すごい、あれです、あの、二人って、

スポンジです。

ちなみに、先日、うちの唯一の株主であるVoicy代表の緒方さんと株主総会をしている際に「ベンチャーは人を育ててる場合ではない」と厳しい言葉をもらったのですが、うちでは育てるという概念はなく、一緒に挑む仲間としてシングメディアに参加してもらってるので、緒方さん心配しないで大丈夫です。(なんだこのくだり)

5、ライブ配信プロデュース

とにかく何かをはじめるにはああだこうだ考えて腰重になるんではなく、質よりも量だ、経験だ、実践だ、ということで、昨年の4月からはじめたライブ配信、現場の数だけでいうと1年で約150回ほど経験しました。

そしてとにかくたくさんの人たちに出会えました。仕事しました。

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さんせいかい

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全然まだまだで日々向上していくしかないのですが、その全然まだまだの中では結構ライブ配信について詳しくなった気はしてます。(詳しくなってくると、さらに高い壁が見えてきて、♪ 高ければ高い壁の方が登ったとき気持ちいいもんな ♪ って感じです。)

これについては、誰もうちのメンバーがやってきてない領域だったので、誰に任せるというわけではなく、「配信王」を襲名した間地と、一緒になって全集中(水の呼吸)して挑みました。もちろん会心の配信もたくさんありましたが、たくさんミスもあり、いろいろとご迷惑をお掛けしました。都度改善してはチャレンジの繰り返しです。

そうやって全国大会を目指す部活のように、日々を突っ走ってましたが、何か新しいことを始める時は、自らその中心に身をおき、考えながら突っ走り、可能性を見出していくのは超大事だなと実感してます。

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ライブ配信は、今後はオフラインのイベントも増えてくるだろうし、今だけの特需なのかもしれません。

ただここに関しては、最近は配信だけでなく擬似生のように収録して編集したものを配信するという番組のような形や、オフラインイベントとオンライン配信のハイブリットの形も増えてきたり、さらには企画から関わることも増えたり、何より映像プロデュース企業としては幅が広がりました。

不安が全く無いと言えば嘘ですが、ライブ配信の経験を通じて、得たもの感じたものが全て強みになると思ってるので、

未来予想することに何の意味もなく、機動性と柔軟性を持って立ち向かい、未来をつくっていかねば、というところでワクワクとハラハラの両方。

隠しコマンド風にシングメディアのライブ配信実績を乗せておきます。

6、Youtube

現在、シングメディアでは、

最強のゲームものまね芸人、NOモーション。のYoutubeチャンネル

さらにNOモーション。のお二人をきっかけに、なんと鉄拳さんとつながり、鉄拳さんのYoutubeチャンネルのプロデュースしております。(チャンネル登録お願いします!)

さらに、あのチャンネルのあれと、あのチャンネルのこれと、合計4チャンネルのコンテンツ制作してます。(あれとこれです)

Youtubeチャンネルの、劇的なプロデュースができているかと言われると、現状自分たちの力では、まだまだできてないので、やればやるほど、元気100倍、悔しさ100倍ではありますが、ひとつひとつ考えては実践を繰り返してます。

7、シングメディアスタジオ

そんな中、配信現場にいつも出向いていたり、オフィスで検証などしていたり、Youtubeの撮影したりしていると、「もっと気軽に配信や撮影ができるスペースがあったらいいのに」「さらにレンタルスペースとして貸し出すとかできればいいかも」みたいなことを思いつき、今のオフィスを紹介してくれたIPPOのオオスミさんに相談したところ「別の部屋が空いたので良かったら」ということで内見いって、綺麗だったので

「はい、入ります。」と、即決。

なんとシングメディア、2021年1月から、ただのマンションの一室ではありますが、スタジオをつくってしまいました。

自然光入ります。9階です。景色いいです。はい。

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ただ、このスタジオ、本当大変。

何が大変って、ただスタジオをつくったところで、誰も何も使わないんですよ。せいぜい撮影や配信の機材の置き場になったり、打ち合わせスペースになって終わりです。

もちろん、そのまま豊かなスペースにしちゃえばいいのでは、なんて思ったりもしましたが、いやいや、そこはベンチャー企業、全く余裕なんてありませんし、機能しないとなれば即・契約したものを即・解約です。

「あっ、これは、気軽にいけるとか思っちゃいけないやつ。」

ということで、現在スタジオに価値をひとつずつ作っていくべく戦ってます。

2021年1月「シングメディアスタジオどうしたもんだろう・・・」って思っていたら、ちょうどタイミングよくNOモーション。のお二人から「ゲーム配信がしたい!」という相談を受け「スタジオでやりましょう!」という勢いよく返答!そんなところからはじまり、鉄拳さんにも使ってもらうようになり、少しづつですが広げていってます。

モンハンやったり

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ゴー☆ジャスさんとコラボしたり

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マギー審司さんとコラボしたり

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小池都知事と菅首相がきたり

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そして先日、NOモーション。主催のオンライン格闘ゲームイベント「NOモーション。杯 supported by ちゃちゃコム」を開催。メインスポンサーとして株式会社ちゃちゃコム、協賛・賞品提供スポンサーとして3社(INDOR / 無敵時間 / 妙高ライス株式会社)協力いただきました。

その実践を通して、見えてきた可能性としては、

「(Youtube)+ライブ配信+オンラインイベント(特にゲーム)」

だと考えています。

スタジオに関しては、「単純にスタジオとして貸し出す」みたいなことをメインにやろうかとも考えたのですが、グッとこなかったのと自分がやるにはまずは、人が集まるような場所にしたいという想いがあったので、するからには、はい勝手にどうぞじゃなく一緒にやりたいしってことで、そうしています。正解かどうかなんて全然わかりませんが、ひとつひとつがめちゃくちゃ大変でめちゃくちゃ楽しくて、可能性しか感じません。

8、ドキュメンタリー

これは去年も書いたのですが、制作していた、北海道初のプロバレーボールチーム、旭川が本拠地の「ヴォレアス北海道」の密着ドキュメンタリーが、クラウドファンディングのリターンとしてBlu-rayになりました!

自分たちでつくった映像が、スポーツクラブの支援に関係できたことが、とにかく感慨深いです。本当につくって良かった。

(あとは自分たちでつくった映像がBlu-rayになるなんて…という感動)

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そしてつい先日の2021年5月4日5月5日、ヴォレアス北海道のV1昇格への入れ替え戦が行われたので、三重に撮影に行ってきました。

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試合の結果、惜しくも、V1昇格はなりませんでしたが(めちゃくちゃ悔しい)、スポーツの力を間近で感じて、めちゃくちゃ高ぶりました。

この日の様子を記録した新たなドキュメンタリーも頑張ってつくりますが、来年こそ絶対V1昇格してほしいです。シングメディアは全力でヴォレアス北海道を応援してます。

9、映像制作

もちろん、映像制作にも全力で挑んでおり、

個人的に3期で最も感慨深かったのは、

2016年にポケモンカードのルールソングのPVを制作したのですが、あれから4年が経ち、

2021年8月、あの頃とは環境が変わった中で、シングメディアとしてなんとソード&シールドシリーズのルールソングPVを制作させて頂いたんです。

この世の中に2度もポケカのルールソングのPVを制作したことがある人はいないと思います。勝手に感動してます。

>シングメディアの映像制作・配信実績はこちらから

10、結婚

ラストは、仕事とは直接関係はないのですが、

2020年7月7日に久松真菜さんと結婚しました。

ワクワクしかない。

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最後に

本当、あっと言う間の1年でした。ここに書いてないことでもたくさんの、楽しいこと、辛いこと、最高なこと、最悪なこと、ワクワクしたこと、ハラハラしたこと、もっとやれたなと思うこと、逆にこれはやらなくてもいいかも、が盛りだくさんありました。

一見、何かしているようで、実は何もしてなかったみたいな感じがよくあるように、時間はすぐ過ぎて行きます。

そんな限られた時間の中で、日々コツコツと積み重ねていくことこそが、自分の自信になり、その自信が成長につながるものだと思ってはいますが、

決してコツコツしなきゃいけないということではなく、時にはコツコツを忘れて、リスクヘッジじゃなく、リスクテイクすることを恐れずにいたいし、仮にリスクテイクに悩んでる人が近くにいたら、背中を押したいし、なんなら一緒にリスクを背負ってでもやろうって言いたいし。

リスクを負って勝負をした分、連続的で地続きな成長以上に非連続な成長が手に入るし、たぶんそれが一番ワクワクすることだと思うし。(おんなじくらいハラハラもする)

明日から黄金週間が終わり、また日常がスタートしますが、シングメディアとして挑み続ける4期にしたいと思います。

一緒に、笑い合いましょう、ぶつかりあいましょう、仕事しましょう。



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