ブーケレッスンのこと:あなあきーローランサンさん涙
こんにちは。
咲凜(えみり)さとです。
窓際族の冬休みもあと1日となりました… と綴って下書きフォルダに入ったままでした。
29年前の今日。震災により亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
私は、当時実家があった京都にいました。早朝突然の揺れで目覚め、叫んだことを覚えています。地響きを鳴らしてやってくる余震の恐怖も、忘れられません。
どこに居ても地震に見舞われる日本。備えをしつつ、「今」できること、「今」を生きることに専念していきたいと改めて思いました。
さて、今日は、年末受けたジャルダン先生のブーケレッスンのことを綴ります。
お題は、マリー・ローランサン。この方は、あちこちで展覧会に出てらっしゃいます。聞くところによると、常設の美術館が潰れちゃったか何かで、日本全国行脚してお宿転々とされているとか。
こちらは、昨年Bunkamuraミュージアムで開催された展覧会のお写真です。
あいも変わらず、ジャルダン先生の花材は溜息ものでした。ローランサンさんの淡い色彩を見事に再現されていて。ピンクグレーの色合い最高でした。
にもかかわらず…
…
…
束ね手の私は… …
「あなあきーローランサンさん」にしてしまったのです涙。
真っ白などでかいリシアンサスが2本に大変に苦しめられました。その時の苦労は、こちらで暑くるしく語っております。
こちらのバカでかいリシアンサス。この子たちを、ブーケの「ベース」にしたのはよかったのですが。
クッションがうまく入らず、2個ボンボーンとどでかい真っ白いリシアンサスが並んでしまったのです。
大きな花が二つ並ぶと、まるで目ん玉のようになりまして。その部分がボコっと凹んで、穴空きになってしまったのです涙。
そこを埋めるべく、あの手この手四苦八苦、ない知恵絞ってありとあらゆるテクニック(と言えるほどでもない)を駆使し続けました。
二つ並んだリシアンサスに、私の意識が全て持っていかれまして涙。
上から見ても、リシアンサス。横から見てもリシアンサス。斜め上から見てもリシアンサス。斜め下から見てもリシアンサス。リシアンサス。リシアンサス。
リシアンサスしか目に入ってこなくなってしまったのです涙。見たくなくても目に飛び込むリシアンサスに、苛立ってもいました笑。
この日、普段はほとんど折らない花材を数本折っていました… 相当、ブーケに余計な力をかけていた証拠です涙。力み(りきみ)が酷い証拠です。
この状態、問題にばかり意識を集中してドツボにハマる状態と同じだな、と苦笑いしてしまいました。
そうしたら、今回も絶妙なタイミングでジャルダン先生のお言葉が飛んでまいりました。
意識をリシアンサスから逸らして、外して外して。それでも気にはなりましたが、全体を見渡すように意識して完成した作品がこちらになります。
このローランサンさんのブーケでの失敗を、その翌週受けたお正月のブーケでも繰り返してしまうとは… この時は想像すらしませんでした。
どんな失敗か?3つの大失敗です。その詳細は、この後の別記事で綴ります。
(続く)
毎回束ねる度に思うことがあります。
どういう意味なのか?それを語り出すと止まらなくなります。Instagramで、1分ショートリール動画にして暑苦しく小出しで語り始めています。よろしければ、フォローいただいてご覧くださいませ。
今日もお読みいただきありがとうございます。素敵な1日になりますように。
咲凜(えみり)さと
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なんだか、「2」という数字にご縁がある… こんな意味合いあるそうです。