見出し画像

Q&A:「感情をブーケに昇華するって何?どんな時に、どんな効果があるん?」「咲凜が実験台になりましょう」(前編)

こんにちは。
ブーケアーティストの咲凜(えみり)さとです。

昨日、美容院にカットに行ってきました。その帰りに、ジャルダン先生の生徒さん主宰アトリエ「逢いことば」さんにお邪魔しました。西荻窪にあります。すごく雰囲気も良くて、セッションも面白かったです。私のブーケ業へのヒントをたくさんいただきました。ありがとうございます!

また遊びに行きますね。


さて、本題です。

感情をブーケに昇華するって何や?どんな時に、どんな効果があるんや?

どこぞのどなた様から頂いたご質問への回答を綴ります。所々「京風言葉」を挟んでまいります。

ほな、いくで。

日常の光景:「怒」編

とある怒りんぼ・京風女の日常から、「怒り」に注目して綴ります。「怒り」以外にも、あなたの抱えている「ありとあらゆる感情」にブーケ・セッションは有効です。

お上品内弁慶上司へ:社内では、強気なこと言うくせに。取引先オッサンズの前出た途端、黙ったまんまやん!。なんで毎回、うちがオッサンズ連中に厳しいこと言わなあかんの?。怒

権威との葛藤が出てます。

おせっかいな人へ:あんた何様やねん!うちの一挙手一投足に口出しせんといて。決めつけにお節介いらんわ!何が楽しいん?あんたもしかして暇人?怒

紐解くと権威との葛藤につながりました。

何度も同じこと聞いてきはる同僚へ:何度説明すれば気が済むん??あほらしくなるわ。うちが片付けた方が早いわ。怒

信頼の欠如が出てます。

(どんだけ怒ってんねんやろか、うち)

あ、心理学の世界では。「相手に向かって言うこと=自分のこと」と言うとても嫌な法則が存在することを添えておきます。悪口は、自己紹介ってことです。

共通する反応:他人事に没頭

先ほどの怒りの実例は、「他人事」に「没頭」している状態で、次の状態に当てはまります。

  • 「感情」を他人にぶつける:闘争

  • 「感情」を我慢して飲み込む:抑圧・逃避

聡明な皆さまならば、ご周知のことかと思います。

他人は、変えられない。変えられるのは、自分。

渦中の本人は、このことに気づかず、一生懸命他人を変え続けようとします。コントロールに対しては、反発するのが人の性です。本人は、相手を変えることに失敗して、更なる「怒」を抱えます。

そして、不平不満・悪口愚痴三昧を使って責任転嫁を始めます。「お茶会」「飲み会」などの「何とか会」の場で繰り広げられることが多いようです。

他人にぶつけるのが一番楽やねん。
他人の愚痴って、連帯感作れるやんかぁ。

嫌な感情の共鳴・強化

感情は、共鳴して連鎖します。不平不満愚痴悪口は、言う方も言われる方も聞く方も、みんなが嫌な気持ちを共有することになります。そして、嫌な感情はどんどん強化されて、寝ても覚めても「嫌な相手」のことが頭から離れなくなっていく場合もあります。

行き場を失う感情

怒りの下には、様々な感情が隠れています。

例えば、
寂しさ
孤独
決めつけられた悲しさ
侮辱されて悔しい
惨め
助けて欲しい
わかって欲しい
理解してもらえない悲しさ、などなど。

人は、自分の痛みを直視することが苦手な生き物です。相手に責任転嫁して逃げている以上、怒りの下にある様々な感情に本人は向き合わなくて済みます。

行き場を失った様々な感情は、本人の中で猛烈に暴れ始めます。本人もイライラやモヤモヤが、どんどん募っていきます。

行き場を失った様々な感情は、実に色々な問題を引き起こします。心身に不調が出たり、人間関係やビジネスに悪影響を及ぼすこともあります。金銭問題として出てくるケースもあります。

「解き花つ」:自分事に没頭できる

花に触れる行為は、行き場を失った感情を「解き花つ」効果があります。

他人に向いた意識を、ご自身に向けることができます。自分のことに没頭できるのが最大のメリットです。その他にも、あなたに様々な恩恵をもたらします。本日は、7つの効果をご紹介します。

1.表現する

花は、行き場を失ったあなたの感情を、あなたの外に解放していく「出口」となります。感情を目に見える形で表現することで、溜まった感情は放出されます。

2.解放(カルタシス・心の浄化)

感情を他者にぶつけたり抑圧することもなく、花を通して、安全に美しいものへと解放できます。感情が解放されると、心の浄化作用が起きます。

3.生きた花のエネルギーによる浄化

花まみれの空間に一度足を運び入れて、体感してみてください。言葉でお伝えすることは、できません。スーッとします、元気が出ます、とかそんな表現しかできません。悪しからず。

4.創造=自己効力感・自己表現

ブーケを「創造」することを通して、あなたは自分の人生を「創造し直せる」という自己効力感を得ることができます。あなたの生命力(セクシャリティ)を活性化できます。束ねるって楽しすぎるのです。とにかく、楽しいです。

5.自己受容・自己肯定感

スパイラルという規則以外は、表現方法は自由です。どんな表現をしても構いません。作品は、あなたの分身です。どんなあなたも美しい、ということを束ねる過程を通して体感できます。

6.陰陽統合

ネガティブなあらゆる感情を、美しい花に昇華して統合します。闇があるからこ光強く花ちます。美しいものには毒があります。毒があるからこそ、美しさが際立ちます。

7.季節(とき)花つ・時花つ

花を束ねることを通して、春夏秋冬を味わうことができます。

辛い問題を抱えている方は、時の流れを感じにくくなります。そんな方にも、定期的に花に触れることをお勧めします。

季節の流れは、花だけでなくあなたの「人生ステージ」にも当てはまります。あなたは、今、どのステージにいますか?

春:芽吹き
夏:謳歌・楽しむ・伸びる
秋:実り・彩・色づく
冬:見つめる・育む・見つめ直す


同じテーマで花を束ねても、季節によって花材は変わります。同じ花材・テーマで束ねても、束ね手の人生ステージによって完成作品は変化します。定期的に束ねていくことで、あなたの変化を目に見える形に落とし込めます。

主宰者が最も隠している感情、ブーケに束ねます。

今朝、私はカウンセリングを受けておりました。そこで、強烈に嫌な事実に気付かされたのです。

「ブーケ・セッションとは、言葉にできない感情・エネルギーを花に昇華して癒すこと」 言うてる張本人がですよ!「一番見たく無い感情」を隠して見せていないという「矛盾」を突きつけられたのです。

そこで、私咲凜(えみり)さとが実験台となって、とある試みにチャレンジいたします。

これから、私の「一番見たくない感情」「一番隠したくて仕方のない感情」を、ブーケに束ねて昇華する過程を晒します。めっちゃ恥ずかしくて恥ずかしくて、ほんまに見たく無い感情です。今すでに、とんでもない抵抗が出てきています。

残念ながら、花師匠ジャルダン先生のお店は夏休み中なので、他所の花屋さんの花材に浮気します。それでもブーケであることに変わりなく。

定期的に、「見たくない感情」をブーケに束ねて、私の「セクシャリティー」開花具合を晒してまいります。束ねる過程は、インスタライブ&京風ブログに綴ってまいります。

そんなこんなで、ご質問への回答は半分満たせたような、満たせていないような。皆さまのご意見ご感想をお待ちしています!

今日もお読みいただきありがとうございます。これから、花まみれ花カフェに行ってまいります!台風の影響なく無事開催できて嬉しいです。あなたも素敵な週末をお過ごしくださいませ。

咲凜(えみり)さと

💓スキ・コメント・DMいただけると泣いて喜びます。ニックネームでも構いません。
お問い合わせ
公式LINE

次回開催のブーケ・セッション

9月28日土曜日 ブーケ・グループセッション in ザ・ペニンシュラ東京

9年連続五つ星高級ホテルの最上階個室でランチ付きの開催です。「まるで花に金箔つける」とAIに紹介されたセッションです。