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明るい世界からの逃避

ビル街なのにセミの鳴き声が耳まで届いてくる。「今年も夏が来たな」と感じる時期は過ぎ、いまは「今年も殺人的な暑さが来たな」と感じる時期に。

制作会社に勤め始めて2年弱。フリーターやらなんちゃってフリーランスをやってプラプラ生きていた数年を経て、WEB業界で働いているのだが、既に30年くらい働いた疲労感がある。

いや、激務というわけではない。基本的に勤務開始は9時半で、繁忙期以外は定時である18時半に退勤できることも少なくない。

また、社内の人間関係も悪くない。むしろ、プライベートに踏み込んでくる人がいない(もしくは無意識のうちにそういう人を避けている)ため、適度な距離感は保てている。

だが、疲れている。1日8時間の労働を週に5回もすることに、カラダもココロも追いついていない。

そして、この文章を書いている今は仕事そのものが追いついておらず、午前中に仕上げないといけないタスクを片付けるために、いつもより1時間早く出社。納期に間に合わせるために仕事を始める時間を1時間早めるつもりだったが、オフィスが空いておらず、近くのファミマのイートインでコーヒーを飲みながら、このnoteを開いている。

毎日体力のギリギリまで働いていると、「誰かが朝早く来てオフィスの鍵を開けて準備をする」という考えれば当たり前のことが頭から抜けていく。抜けていた。いつ行っても日中の無駄に明るい蛍光灯だらけの空間があそこにあるものだと思い込んでいた。

そういった経緯でこの文章を書き始めたので、構成もクソもないし、言いたいことや叫びたいことをまとめる時間もないのだが、なんとなく、日常からすぐに離れられる場所としてスマホアプリでnoteに来ていた。

久しぶりの投稿で、前回投稿したときはn noteのロゴがリニューアルする前だった気がする。久々に赴くままに書いてみたが、なんとなく気持ちがいいかも。今日はそう思えたので、明日から気が向いたら言いたいことや叫びたいことをどうにか形にしてココに置いていきたいと思う。

里芋です。