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よくある質問に答えてミスマッチングを減らそうの巻

世の中のクレームは大体がミスマッチングによるものでは?と思うこの頃です。できない人にできないことを要求して怒ったり、提供できないことをさも提供できるように見せて怒らせたり。

自分にできること、できないこと、スタンスを明確にした方が悲劇は起こらんのじゃないかな、と思い、「よくある質問と答え」をまとめてみました。

私にできないことが明確に分かりますので、ご依頼前にご一読頂けますと良いかと思います。

・衣装のレンタルはできますか?
できません。
振袖や着物なら私の「着せたい」欲から数着持ってますが、それ以外は持ってません。基本的に、お客様ご自身が選んだ、お客様の好みが反映された服が1番いいと思ってるので、この先も持たないと思います。ただ、コンセプトによっては衣装の選び方に口を出します。その場合は結構うるさいです。

・ヘアメイクはしてもらえますか?
できません。
ご希望であればヘアメイクを紹介することは可能ですが、「撮影に絶対ヘアメイクは必要」と思ってるタイプの人間でもないので、言われなければ紹介しません。すっぴん上等くらいの人間なので、ヘアメイクに対する世話はほぼしません。コンセプトによっては髪型や化粧に口を出す場合がございますが、基本的にその人が選択した髪型やメイクが最適解だと思っています。自信が持てないなら、撮影より先にヘアメイクのレッスンに行くことをお勧めします。

・加工して下さい
できません。
お金をもらってる以上、加工なしの状態で綺麗なのが当然だと思ってます。一時的にできたニキビや傷など、「本来その人が持ってなかったもの」に対しての修整はできますが、「本来その人が持ってたもの」を歪める加工は行ってません。

・撮影時間短くていいから安くして
できません。
大体の方は撮影終了間際にやっと緊張が解けていい表情を出すことが多いです。撮影時間を短くするということは、緊張してる状態で強制終了させることになりかねません。コスパ、タイパ共にむしろ最悪です。短時間で撮りきる方が圧倒的に難しいので、どうしても短時間にしたいなら特急料金が欲しいくらいです。

・子供をとにかく笑わせて
できません。
もちろん笑ってくれるようにコミュニケーションは撮りますし、笑顔が撮れるのは私も嬉しいですが、笑顔以外を認めないような考え方を持ったご家族様がいる空気の中で、お子様を撮るのは難しいです。まずは自分が笑ってみせて下さい。できないなら黙って見てて下さい。

・笑顔が苦手なんですが…
私のお客さんに笑顔が得意な方はほぼいませんので、苦手であること自体は特になんの問題もないと思うんですが、
・笑顔が苦手だけど笑って撮りたい
・笑顔が苦手だから笑って撮りたくない
のか、明確にして頂けると助かります。
自分の写真です。自分がどうしたいか、もっと主張されても良いと思います。

・どんなポーズがいいか分かりません…
私のお客さんはポージングができる人の方が稀なので、それ自体は特になんの問題もないと思うんですが、ポージングが写真の全てだと思ってるなら、その意識は撮影前に捨てた方がいいです。
ポージングを心配するのであれば、整体に行くなりストレッチをするなりして真っ直ぐ立てるようになって下さい。首を動かせるようになって下さい。「顔を上げて」と言った時に顔だけを上げれるようになって下さい。ポージングを気にするより、日頃の姿勢を見直した方が余程いいことありますよ。

・適当でいいからサクッと撮って
できません。
サクッと、ってなんですか?何か食べてるんですか?打ち合わせ中に失礼じゃないですか。

・SNS映えするように撮って
すみません、聞き取れませんでした。

・盛って
何をですか?ご飯ですか?あなたさっきのサクッと撮って、の方ですか?打ち合わせ中にいつまで食べ物の話をしてるんですか。失礼じゃないですか。

以上です。

滅・ミスマッチング。

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