”前鋸筋”を鍛えて体幹と上肢を連動させる
今回は”手投げ・肩肘に負担がある”人におススメな前鋸筋のエクササイズをお伝えします。
◉手投げ・肩肘に負担がかかってしまう原因
手投げ(今回は”腕のみ”で投げることを定義とします)や投球中に肩や肘に負担がかかってしまう原因の1つに”前鋸筋の機能不足”があります。
前鋸筋は肩甲骨と体幹部(肋骨)を繋いでいる筋肉で、
主な働きとしては肩甲骨の外転・上方回旋・後傾です。
◉前鋸筋がピッチングに活きるフェーズ
前鋸筋がピッチング動作にて使われるフェーズは多々ありますが、
最も重要なフェーズは着地後の体幹を回転させる時
”腕のしなり”を出して腕を加速させる局面で前鋸筋が大切になってきます。
しなりを出すためには胸郭と肩甲骨と距離=前鋸筋の柔軟性
体幹を回転させてからリリースまでの距離=前鋸筋の強さ
が大切になります。
◉エクササイズのポイント
①高回数
前鋸筋の筋持久力向上の目的として高回数で行う事をおススメします。
各部位10回ずつタッチしましょう
②1回ずつ止まる
しっかりと前鋸筋に負荷が乗っている状態を感じて行いましょう!
僕は1秒止まる意識で行っています。
③肩甲骨の外転を意識する
前鋸筋は肩甲骨を外転させると収縮して力を発揮するので、
支えている腕側の肩甲骨で地面を押すイメージで行いましょう!
是非、ピッチング前やトレーニング前のUPに行ってみて下さい(^ ^)
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