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”閉じれるから開ける”

ピッチング・球速において
重要になってくるのが肋骨

ボールを持っている腕・肩甲骨・鎖骨は肋骨と繋がっているので、土台となる肋骨の柔軟性・強さは必要不可欠です


更に細かく見ると胸郭

胸郭とは
胸椎・胸骨・肋骨で構成される籠状の骨格です

この胸郭の使い方・トレーニング方法が非常に大切になります

今回は胸郭へのアプローチ方法をお伝えします

胸郭の構造・動きを理解する

まずは
胸郭の動きと構造を理解する事が非常に大切です

・胸椎
・胸骨
・肋骨

の3つで構成されてる
立体的な籠状の面積を胸郭と言います

動きとして
・息を吸うと広がる(肋骨が外旋する)
・息を吐くと閉じる(肋骨が内旋する)

の動きがあります

引用:MSDマニュアル

この内旋・外旋の動きがとても大切になります

ピッチングにおける胸郭の動き

ピッチングでの胸郭の使い方としては

①重心移動〜着地の手前⇨胸郭を閉じる

②着地〜リリース手前⇨胸郭を開く

③リリース手前〜リリース後〜⇨胸郭を閉じる


の動きです

指導している中で
特に”胸郭を閉じる”動きが苦手な選手が多いです

体幹と腕を繋げる

体幹を主体で投げたり、体幹で生み出したエネルギーを腕に伝えるためにこの胸郭の閉じる・開くの動きが大切になります

その場でやって見るとイメージが付くと思いますが

・肩、腕を外旋すると肋骨外旋(胸郭が開く)
・肩、腕を内旋すると肋骨内旋(胸郭が閉じる)

この動きが行われると多います

先ほどお伝えした”胸郭を閉じる動き”が出来ないとリリース手前から投げる方向に体幹で押さえ込む事が出来ずにボールが抜ける、腕で押さえ込み肩肘に負担がかかる投げ方になります

エクササイズ

肋骨の閉じる・開く動きを身に付けるためには
呼吸が大切になります

息を吸うと肋骨・胸郭が開いて酸素が入り、息を吐くと二酸化炭素が出ていき肋骨・胸郭が閉じます

この呼吸で起きた動きを背骨・胸郭・肋骨が動くエクササイズで行う事が大切です!

指導成果

実際に指導した選手の中にもリリースの強さが増した選手やコントロールが良くなった選手が多いです

特に肩痛のある選手
非常に大切なポイントになります

まとめ 

骨盤も同様で前傾も出来て後傾も出来る状態が必要で、胸郭も閉じれるし開ける状態が出来る事が大切になります

是非、毎日取り組んでみて下さい(^ ^)


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1セッション16,000円〜 場所:新宿三丁目

球速UP・肩肘痛・セルフケア・drive lineの指導しています

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