1回でも、経験あるなしって大きいよね
2017年9月、初めての一人旅を終えてから1年後の2018年9月。わたしは2度目の一人旅へ出た。海を越えた、オーストラリア・ゴールドコーストへ。
2017年にnotallとして最大規模のワンマンライブであるZepp公演を終え、次はどこでアニバーサリーライブをするのか。ファンの人たちはもちろん、わたしたち自身も期待に包まれてはいるものの「ここだ!」というところを見つけれずにいた。
辿り着いたのは「ノタFES」という主催フェスの開催。
東武動物公園のメインステージと、園内のサブステージにて2日間に渡り総勢50組以上のアイドル・アーティストを迎えたこのフェスは、ライブだけでなく園内のあらゆるところで特典会が行われたり、プチオフ会も繰り広げられ、通常よりもさらに非日常空間が創り出され大盛況の中幕を閉じた。
・・・と、そんなフェスを主催し、2日目ラストには1時間程のアニバーサリーライブを行ったため、リハーサルはもちろん主催として全組に手紙を用意したりと通常のワンマンとはまた違った準備に忙殺されていた。(スタッフさんはもうやりたくないというほどの業務量だったそうです・・・ありがとうございます・・・)
「Zepp後に頂いた1週間のお休み、今年ももらえますよね・・・?」と少々強気の姿勢でいたところ、無事 夏休みをゲット。
今年こそは海外に行くぞ!とノタFES翌日の夜の飛行機を抑えたのは出発の2週間前だったと思う。
行き帰りの飛行機と滞在するホテルにプラスして、ツチボタルを見に行くツアーと、ラミントン国立公園へ連れていってくれるツアーを申し込んだ。
いま振り返ると、2日間の野外フェスにフルタイム滞在して4ステージ+コラボステージ+特典会をこなした翌日に、深夜便といえど旅立ったのほんとタフ。
一人旅では脳内会話がとまらない。
ええと、○時発だから30分後に□ゲート、トイレに行くか、でも少し先にあるな、あ、売店、売店だあ、ここで先にお菓子でも買っておいた方がいいわ、機内食は出るけどタイミング合わないかもしれないしな、非常食非常食。お腹にたまるものと、口寂しいときのグミ、ペットボトルのお茶と、、、。
わたしの場合これらが全て文字となって頭を駆け抜けていく感覚。こうして文章を打つかのように。
特に海外では見えるもの聞こえるものが英語なので、脳に届く前にただの音として耳をすり抜けていく。よって頭の中では何にも邪魔されずひとりでずっと喋り続けてしまった気がする。
今回もツチボタルに国立公園、コアラを抱っこして海を眺めショッピングモールでお買い物、、と「the観光」の様子はこちらもTwitterとInstagramで #さとはるちゃんの夏休みツアー と検索してもらえれば一部始終がでてきます。インスタはオーストラリア滞在中に開設しました。
この一人海外旅行を経験して「旅行すきなんですよね、オーストラリアも一人で行ったことあるんですけど」というめちゃくちゃかっこつけができるようになりました。まあでも事実、話は盛り上がるし、経験は財産ってこういうときに感じます。百聞は一見にしかず、なんてよく言ったもので、1回の経験のあるなしって大きい。それが実態を伴ったものか空想の「してみたい」止まりであるかは全く違う。だから、いろんな制約や困難はあれど、「やりたいこと」はなるべく「やったことあること」にしていきたい。
あとは、このオーストラリア・ゴールドコーストは「ここ、また来たいな」と直感的に思った場所でした。海があって山があって都会でというハイブリッドな部分に惹かれたのでしょうか。
どちらかというと1度行った場所より行ったことない場所に行きたい、1度読んだ本は繰り返し読まない人間なのですが、ゴールドコーストは土地が肌に合う、みたいな感覚に初めてなったのも発見のひとつ。
夜ご飯にホテルへ持ち帰って食べたフライドチキンが恋しい、また行こっと。