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旧ユーゴスラビア内戦直後の1997年2月にクロアチアへ。以後そこに住みつき、ヤドカリ生活を送りながらフィルムカメラで撮影した膨大な量の写真(べた焼き)を、毎日少しずつ蔵出ししてい…
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◇ダダの森のフィルム寫眞画室◇ 窈窕たる紳士 / The Classy Gentleman. Zagreb, Croatia 1997
単独行動が主なせいか、見知らぬ人から話しかけられることが多い。 が、3階の窓からは初めてなので驚いた。 当時はまだクロアチアに住み始めて日が浅く、言葉が理解できなかった私は それが「やあ」なのか「おい」なのかあるいは「こら」なのか ここで待つべきか逃げるべきか咄嗟の判断に迷い、フリーズすること数分。 第一印象にそぐわない(ごめんなさい)とても上品でエレガントな立ち居振る舞いに一気に抜けた緊張感。膝から崩れ落ちそうになる。 ペイズリー柄のシャツにジャケット。大ぶりな宝石の
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◇ダダの森の寫眞画室◇クロアチア鉄道の運転台から / out of HŽ conductor's seat. Koprivnica→Đurđevac, Croatia 1997
クロアチア国有鉄道ーHŽでの一人旅シリーズ第3弾。 今回はコプリブニツァ発の鉄道で、ジュルジョバッツの友人宅へ。 御多分に洩れず。 何はともあれ。 日が暮れる前に、到着してくれた鉄道への感謝の気持ちが 予定時刻を大幅に過ぎたことへの憤慨を大幅に上回ってしまう。 毎度のことながら、遠くでガタンゴトンが聞こえてきて 健気にこっちに向かってくる豆粒大の車両が霞んで見えてくると ありがたすぎて泣きそうになる。 山間部を貫くトンネルへ。 なんとも魅惑的なあなっぽこ♡ ところ