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【書評】小林正弥さんの「自分を最高値で売る方法」は最短で月収100万円に達成したい人のための1冊!

どうもこんにちは。チカトサです。  

今回は、小林正弥さんの「自分を最高値で売る方法」の書評をしていこうと思います。

この本には最短で月収100万円に到達するための具体的なノウハウが記されてされています。

筆者の小林さん自身、時給900円の日雇いバイトの状態から、1ヶ月後には毎月210万円の報酬を得られるようになったそうです。
これだけ聞くと何だか怪しそうな感じがしますが、ちゃんとした事業での成功法則なので安心して下さい。

この本を読むことで最短でお金と時間を手に入れる方法を学ぶことができます。
というわけで、この記事では「【書評】小林正弥さんの“自分を最高値で売る方法”は最短で年収1000万円に達成したい人のための1冊!」について書いていきます。

小林正弥さんの“自分を最高値で売る方法“とはどんな本?【概要】

「自分を最高値で売る方法」は 、2018年8月に発売された本です。

わかりやすい文章とトピックごとの内容が割と短文なのでとても読みやすい本です。集中して読めば全238ページを【約5時間】で読み終えることができます。著者の小林正弥さんのプロフィールも紹介しておきます。

小林正弥(こばやし・まさや)

THE ONE株式会社 代表取締役
1983年 埼玉県生まれ。
2006年早稲田大学理工学部卒。
25歳で独立したものの全く稼げず、時給900円の日雇いバイトを経験。
家族の治療費を稼ぐため、自分を最高値で売ることを決意し、1ヶ月後に毎月210万円の報酬が得られるようになる。
その後、自分を商品化して1億円プレイヤーになり、今回、企業10年の経験をまとめた。
自身がお金に苦労した経験から、地に足のついたアドバイスに定評がある。

“自分を最高値で売る方法”の 目次は以下の通りです。

はじめに
序章 魚を売るのではなく、釣り方を教えよ
第1章 普通の会社員で年収10000万円はほぼ不可能
第2章 自分高額商品化
第3章 カスタマーサクセス
第4章 ゼロから3ヶ月で月100万円稼ぐ6つのステップ
第5章 安売り思考から最高値思考にアップデート
おわりに

月100万円稼ぐメソッド

まず初めに、この本で書かれている月100万円稼ぐためのメソッドをご紹介します。
それは、
本業で結果を出して稼ぎ、結果の出し方を教えて稼ぐ
というやり方です。
株やFX等の投資とは違い、元手資金が必要ないメソッドなので再現性が高いと思います。
あくまで「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える」ということなのです。

普通の会社員では不可能
これからの時代は、自分という商品を、市場を見ながらアップデートし、複数の顧客を持つ人と、そうでない人の二極化が起こります。

そのため、1つの顧客(雇われている会社)しか持つことのできない普通の会社員では、到底月収100万円稼ぐことは難しいです。
1つの顧客が相手だと言ってしまえば買い叩かれてしまい、相手の提示した金額に甘んじるしかないのです。

そこで普通の会社員の方には3つの働き方革命をすることで、自分を安売りすることから解消します。

働き方革命その1:時間ではなく、提供する価値で報酬を決める働き方
働き方革命その2:複数の顧客を持つ働き方
働き方革命その3:移動を前提としない働き方

その3の「移動を前提としない働き方」というのはコロナウイルスによって確立されたので、既に会社員の方でも実践されている方が多いかと思います。
「時間ではなく、提供する価値で報酬を決める働き方」と「複数の顧客を持つ働き方」というのは、収入に直接的に関係してくる部分です。
この3つの働き方革命を起こすことで自分を最高値で売り、お金と時間の自由を手に入れるのです。

自分を高額商品化する

〇1000万円、3000万円、1億円の3つの壁
3つの年収の壁に応じて、取り組み方を更新していく必要がありますが、いずれにしても、ご自身の中にある知識やノウハウをパッケージ化、自分を商品化して売るのです。

・自分という商品で年間1000万円稼ごうと思ったら、30万円の商品を月3件で月90万円、年間で1080万円になります。(30万円×3件×12ヵ月=1080万円)
・3000万円稼ごうと思ったら、集客の仕組化をして毎月安定的に新規顧客開拓できる仕組みが必要になります。
・1億円稼ごうと思ったら、優秀なチームが必要です。特に集客と商品開発に強いマーケッターと外注をマネジメントできる優秀な監理者が必要です。

1000万円の壁:高額商品化

3000万円の壁:集客の仕組化

1億円の壁:優秀なチーム作り

〇自分という商品を高値で売る方法
商品単価は個人向けであれば30~120万円、法人向けなら240~600万円が目安です。
「自らの本業で結果を出し、人に教える」というサイクルを回します。
人が高額を払っても学びたい、と思う結果をまず出すのです。
商品コンテンツはダイエット、語学習得、起業法、資産運用、投資、なんでも良いです。
ただし人が高額を払ってでも習得したいものでなければなりません。

カスタマーサクセス(顧客の成功)にコミットする

〇結果にコミット
何にコミットするかで報酬は変わります。
「結果にコミット」というフレーズ有名なライザップは、「痩せること」という結果にコミットしています。だから高額でも顧客がたくさんいるのです。
それに比べて一般的なジムは「筋トレ器具の利用」にコミットしています。その結果どうなるかに関してはノータッチです。なので低額料金なのです。

商品が何であろうと、
顧客の成功(カスタマーサクセス)を売るのです。
タスクや時間を売っても、単価が安く、長時間労働になるだけです。

       最高値    「カスタマーサクセスを売る」
        ↕      「価値・タスクを売る」
       最安値    「モノ・時間を売る」

〇売れる専門性を作る
本業×教育型ビジネスで月100万円は可能性あるとしても、その専門性がないという方が多いかと思います。
ここで重要なことは、圧倒的な成功体験を作ることではなく、

●体系的な専門知識
●クライアントに結果を出させるスキル

を身につけることです。この2つは3ヶ月で習得可能です。
「体系的な専門知識」というのはすでに世の中にある専門知識の編集作業、
「結果を出させるスキル」というのはPDCAサイクルに過ぎません。
つまり、世の中の知識・情報を編集すれば、プログラムを作ることができるのです。

月収100万円を稼ぐ6ステップ

自分という商品を「教育化」することで、本業×教育型ビジネスで月100万円を突破していきます。

STEP 1 3ヶ月以内につき100万円稼ぐと決める
STEP 2 あなたの本当の価値を見つける
STEP 3 圧倒的に売れるカスタマーサクセス・コンセプトを作る
STEP 4 自分を高額商品にする
STEP 5 高確率で自分商品を売る
STEP 6 毎月100万円以上稼ぐ、長期継続の仕組みを作る

〇STEP 1 3ヶ月以内につき100万円稼ぐと決める
一番重要なことは決断することです。
腹を括って、時には退路を断つことも必要でしょう。

〇STEP 2 あなたの本当の価値を見つける
自分の価値には自分では中々気づきにくいものです。
育った環境から自然にできることや、人と違ったことで多少のコンプレックスを抱えていたようなことでも、意外と自分の価値になっていたりします。

〇STEP 3 圧倒的に売れるカスタマーサクセス・コンセプトを作る
月100万円突破できるかは、コンセプトで決まります。
自分という商品が何だとしても本質的に売っているものは、カスタマーサクセスです。
実際に商品が出来上がっていなくても、コンセプトだけで契約が決まり、3ヶ月で100万円以上の受注が決まる人がたくさんいます。

〇STEP 4 自分を高額商品にする
自分高額商品化の6大ルールから外れると、仕事が増えたところで、貧乏暇なし状態になります。

①カスタマーサクセスを実現するワンストップサービスをつくる
②手足を動かさない(作業代行しない)、自分ではなく、顧客を動かす
③高額 × 長期継続(1年先まで黒字化させる)
④お客さんがカスタマーサクセスにコミットする(自己責任)
⑤オンラインを活用し、24時間365日、価値提供する
⑥自ら結果を出して稼ぎ、結果の出し方を学びたい人に教えて稼ぐ

〇STEP 5 高確率で自分商品を売る
頭の中でカスタマーサクセスが描けて、支払い能力があれば、人は買ってくれます。
入会の公式は、
入会率=生徒の夢・目標-生徒のリスク
で表すことができます。
つまり、生徒のリスクを極力0に近づけることで入会率を上げるのです。
例えば、100日間返金保証といった方針を打ち出すことで、生徒はお金を無駄にするリスクもなくなり、結果にこだわるスクールの姿勢も伝わります。

カスタマーサクセス・トーク7つの手順も紹介しておきます。

手順① カスタマーサクセスの明確化
手順② 顧客の言葉を引用し、成功ストーリーを語る
手順③ 今までのやり方を手放してもらう
手順④ 成功の鍵を伝える【サクセストリガーの教育】
手順⑤ 正しい学習方法の伝達
手順⑥ 自学自習の困難さを伝える
手順⑦ 二者択一

〇STEP 6 毎月100万円以上稼ぐ、長期継続の仕組みを作る
利益は顧客との長期的な関係で生まれます。
継続課金を成功させるために不可欠なものは、「顧客への深い愛情」です。
愛情があるからこそ、より良いサービスが生まれ、顧客満足が実現でき、その結果、サービスを継続させてくれるのです。
ストック型ビジネスを成功させている人たちは、共通して顧客への深い愛情に溢れています。

教育型ビジネスの基本モデル

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結果の出る高額プログラム

脚気を継続する会員制ビジネス

5つの成功習慣

〇5つの成功習慣
人が変わるのは、明確な目標設定と毎日の地味な習慣を持つことです。
習慣こそが人生とビジネスを変えます。

また、お金というのは、自分の器の大きさしか入ってきません。
100万円なら100万円以下、1000万円なら1000万円以下です。
以下は、お金の流れを受け止める器を作るための5つの成功習慣です。

成功習慣1 高くても売れている人を賞賛する
成功習慣2 自分の欲求を自分で満たす
成功習慣3 セルフ成長フィードバック
成功習慣4 まず価値を与える
成功習慣5 知識のインプット&アウトプットを繰り返す

〇思考のアップデート
考え方次第で、人は最安値、最高値、どちらかに向かいます。

  ●安売りの人            ●最高値の人
作業してお金をもらう       人を動かしてお金をもらう
時間にコミット          結果にコミット
ばら売りする           ワンストップサービスを売る
お金と時間の自由をゴールにする  お金と時間の自由をスタートにする
人と同じことをして安心を得る   人と違うことをして高額を得る
ないものにフォーカスする     あるものにフォーカスする
求められる仕事をする       活躍する仕事をする
仕事の出来ない上司に好かれる   仕事の出来ない上司に嫌われる
働きがいだけで満足する      働きがいと高額報酬の両方で満足する
価格そのものに高い・安いと考える 価値に対して高い・安いと考える
お金の使い道を考えていない    お金が必要な目的がある
自分の欲求充足すらできていない  人の欲求充足もできる
報酬を人に決めてもらう      最高値の報酬を自ら提案する
なんでも安く買おうとする     価値あるものには高額を払う
同じことを繰り返して退化する   新しいことにチャレンジして進化する
一人で頑張る           分身の術を使う
名前を名乗らない         自分の名前で仕事をする
好きなことを先延ばしする     好きなことを仕事にする

小林正弥さんの“自分を最高値で売る方法”を読んだ感想

 この記事では、小林正弥さんの「自分を最高値で売る方法」について書いてきました。ビジネスにおいて、とても学ぶことの多い内容だったと思います。

安売りしている普通の会社員の僕にとっては、大変耳の痛い内容でした。
ですがいつの日か、これまでの自分の経験や糧を教育ビジネスとしてパッケージ化して最高値で売っていきたいと思います!!

というわけで、今回の記事は以上です。

ぜひ、また見に来てください♪

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