ダンシングヒーロー
先日、これは面白そうだなあと思ったちょっと固めのテーマの「本」をネットで注文したら、荻野目洋子の「ダンシングヒーロー」の「楽譜」が届きました。
欲しかった本とは完璧に関係ない代物。。
そして、全くもって思ってもみない楽曲の譜面。しかも「吹奏楽ヒットシリーズ」というブラスバンド用に各パートの譜面のセット。
ここまで違うと、どう反応していいのか思考停止となりましたが、やはりもうこれはありえないでしょう!
と、久しぶりにイライラモードで販売元にちょっときつめのクレームを入れてしまいました。
商品の登録違いのようで、販売元の誠実なご対応もあり譜面は返却。
欲しかった本はなんだかもういいやという気分になりキャンセル。
ただ、注文とぜんぜん違うじゃん!ムキーッ!っとイライラモードでずっと過ごすのはなんだかもったいないなと思い、、、
ひょっとして、誰かからのメッセージと考えるとどうなるんだろうと考えてみました。
荻野目洋子のダンシングヒーローは1985年にリリースされた曲。自分自身リアルタイムで見てましたし、ちょっと久しぶりにYouTubeでチェックしてみました。
最近でも、ご本人がバージョン変えてダンスしていて、1980年代のオリジナルの曲もいですが、こちらもなかなかいい感じ。
30年以上たってもこれだけダンスと歌のパフォーマンスができるのは、それなりにメンテナンスとスキルの維持そしてパワーアップをしてきたんだなあと思いました。
また、歌詞の一節には
改めて、、ガールじゃなくてボーイだったんだ。。。
『そんな積読間違いなしの本を買うよりダンスした方がいいよ!』
と、誰かが自分にささやいているのかもしれない。
ダンスは全く縁も興味もなかったですが、、なんだか気になってきました。
改めて、ダンスとは、、
Danceのひとつの構成要素が、”special set of movements ”、”move your feet and body”であり、もうひとつが”music"。
また、ソロでもペアでもみんなでも、といろいろな関係性においてのDanceもある。
音楽を通じての身体的なperformaceでありactivityというべきもの。
そして、そう言えば、あのブルースリーはDanceが好きで上手だった事を思い出しました。香港のダンスコンテストで優勝をしたこともあるとのこと。(wikipedia)
武術とDance。
全く関係ない感じですが、相手とどう協働していくのか、一方は対峙し倒していくのかという点での違いはあるにせよ、相手の立ち位置、目線、間合い、呼吸、空気感などを見ていくことのベースは同じで、その観点においては底辺で繋がっているような気がしました。
Danceは、相手との協働のベースとなる要素を多く含んでいるものであれば、会話、対話にもその”Dance”の要素が含まれているのではないか。
いろいろなmusicがあるように、人と人のいろいろな音声(voice)のやりとりも様々。
会話も相手との相互交流であり、Danceの言葉の定義を活用すれば、 ”a special set of movements performed to a particular type of voice" とでも言うような面も言えなくはない。
"voice"は人が発する音声("the sounds that you make when you speak")。
そして、"music"は一定の機関によってつくられた音(a series of sounds made by instruments")
身体という一定の機関が奏でるお互いの声(音楽)を通じてのDanceするような会話。
そんなイメージを持って会話のDanceを楽しむというのはどうだろうと思いました。
とは言え、実際のダンスも面白いかも。。
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