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【後編】廃スキー&廃スノーボードに対しての皆様からの頂いたアイデアの共有
先日、noteで下記の記事をアップしたところ、ツイッターにて沢山のアイデアを頂きました。ありがとうございます。
直線型経済でもリユース経済でも最終的に訪れる「廃棄の問題」
目指すは、廃棄を完全にゼロにさせ新しい形の価値へと生まれ変わらせる「循環型経済」へ。ウィンタースポーツ用品の循環型経済のキッカケになるような皆様から頂いたアイデアを共有していきたいと思います。
まず、廃スキー&廃スノーボードに対して皆様の意識が高く嬉しかった
ウィンタースポーツ用品の循環型経済について考えている人って少ないのかなと思っていたら皆様の意識の高さに驚きました。ウィンタースポーツを愛している人の環境に対する意識の高さやアイデアの幅広さに物凄く可能性を感じるキッカケになりました。
面白くってリツイートしました
— 将軍霊鬼(19-20S滑70回目) (@Rekibakufu) September 24, 2020
微力ながら貢献できてうれしいです( ´∀`) スノーボードを使った新しいアイデアがこの先楽しみ!自分も常に模索しなければ!
— たギギ (@GAYyTni5L6CvNCH) September 24, 2020
うちにもレンタル落ちのスノーボード板が大量にあり、処分するにも安くないコストがかかるので常々上手く再利用するやり方を模索していますが、再利用化にもかかる工数や要する時間とのバランスが難しいんですよね。
— Lodge Raven (@LodgeRaven) September 23, 2020
では共有していきます!
①考え方として頂いたアイデア
廃スキー&スノーボードを新しい価値として創出させた物が「夏のゲレンデの集客に通じる何か」という視点。この角度は非常に面白く「循環型経済×スキー場経営の課題解決」という一石二鳥にもなる。この視点は僕にはなかったので改めて考えるキッカケになりました。
例えば、マウンテンボードとして新しく再生させ特設コースもエコで作り自然の中で全てにおいて環境を意識した遊びを作るとか。
エッジを無くして、マウンテンボードに改造して
— アスメガネ (@g370w) September 24, 2020
夏のゲレンデ集客に出来ないかなぁといつも考えます。
スノボより、滑走のブレーキ技術とか課題はあるけど、
今の輸入正規品は値段からも普及しないんですよね
②アクセサリーやアート作品としてのアイデア
コロラド発のスキーメーカ ICELANTIC では下記のような形で販売も行なっているとのこと。「廃スキー×地域の特色」や「環境問題を考えるキッカケになるようなアート作品」等の可能性があると思いました。
エッジ部分が問題なんですが、スケートボード廃材で作るアクセサリーのようなものは作れないかなぁとは常々考えていました。
— 河野祥伍 (@himetubaki0000) September 24, 2020
Icelanticは本国で板を薄く切ったものをピアスにして販売しており、一個売れれば残りの部分の処分費は十分賄える金額(といっても10ドル前後)でした。
海外のマーケットでは、下記のようなスケートボードを加工したアクセサリーもあるようです。写真を見ると折れているスケートボードも作品として展示してある。廃スキー&スノーボードもこのような形で再生でき需要があれば面白いと思いました。
めっちゃよいですねー!!やってほしいです😆
— RYOKO🐊 (@ryokown) January 5, 2020
ちなみに今日マーケットで、壊れたスケートボードを加工して指輪やアクセサリーにしてるのがあって、結構お客さん集まってました!もっとおしゃれめなブランドもある🛹 pic.twitter.com/uBj9WlQZvR
スキースノーボードは加工しづらいから難しそうですけど、イスとテーブルはスノーボードつなげて作ってほしいです笑 ブーツで花瓶なるほど、、壊れたブーツ並べてその中にボトルキープとか?🤣😂🤣😂
— RYOKO🐊 (@ryokown) January 5, 2020
Barができたあかつきにはski shotをぜひ……w pic.twitter.com/ICM5zsUajN
③ベンチ&テーブルのデザインは無限大であるというアイデア
廃スキー&スノーボードの再利用としてのベンチですが、色々なデザインがありオシャレ。下記の廃スキーを使ったベンチも色合いもオシャレで家のベランダや庭にも置きたくなるデザイン。最初にパッと見た時に買いたくなりました。
なにか上手いサイクルを産み出せると良いですね😊
— D (@donrandonran) September 23, 2020
そういえばスキー板を使ったベンチがICELANTICさんの会社前に置いてありました⛷️ pic.twitter.com/ZOVZmxNha1
道の駅でも再利用したベンチがあるとのこと。逆によく考えると廃スキー&廃スノーボード以上にベンチとして再利用できるものって無いのではと思いました。道の駅を始め公共施設の一部にベンチを設置できたら循環型経済のキッカケになるのではと感じています。
ベンチはわりとポピュラーなのかもしれません。山ノ内町の道の駅でもスキー板を再利用したベンチがありました。あとは、そりとして再利用しているのを見たことがあります。 pic.twitter.com/W8ixAaMlqf
— ひなサクラ (@kamisakuran) September 24, 2020
テーブルというアイデアも頂きました。廃スキー&廃スノーボードで折り畳めるイスとテーブルが作れたらキャンプとのシナジーが生まれそう。確かにウィンタースポーツをやっている方は、キャンプ好きな人が多いし愛着があるギアを再利用したキャンプ用品は面白い。
スノーボードやスキーやってる人って結構キャンプしてる人が多いので…ヒンジで留めて折り畳みできる脚付けてアウトドアテーブルなんてどうでしょう?
— スノーボードバカ (@snowaddictedjap) September 25, 2020
④新しい遊び道具としてのアイデア
前回の記事では、廃スノーボードを使用してロングスケートボードを作っている方をご紹介しました。ロングスケートボードやソリ、そして下記のようなインラインスキーやモノスキー等。ニッチな市場で一部の方に需要があるような遊び道具としての再利用は面白いと思いました。
廃棄するスキーを使って、
— ヨシユキ (@hafutatsu0528) September 24, 2020
本物のインラインスキーは作れないでしょうか?
2万円位で出来れば勝算はあると思います。
インラインスケートのブレードはたわまないので、
現在のたわむカービング板と似た感触を、
スキーヤーは求めているのです。
スノーボードは、
— ヨシユキ (@hafutatsu0528) September 24, 2020
モノスキーに改造出来ないのでしょうか?
ロンスケ pic.twitter.com/gVyUFpB12P
— ひでSAN 2NE1 (@koro_siya) May 19, 2020
⑤広告や看板としてのアイデア
「廃スキー&廃スノーボード」×「サーキュラーエコノミー(循環型経済)を目指している企業」とのタイアップとしての何か。とかも考える角度としては面白いのではと思いました。
全体ステッカーならソール面以外は広告としても成り立つんじゃないでしょうか?
— チト (@9Kbz2tv3EUOl0fs) September 24, 2020
広告板にして広告主が費用を捻出できるようになれば未成年者もゲレンデデビューしやすいかも?
⑥ベットという斬新なアイデア
考えたことがなかったアイデア。実は、スキー&スノーボードのフレックス(硬さ)が人間が寝るときのベットに近しかったら面白いと思いました。ベットの硬さも選べる的な…
廃スキー&廃スノーボードを沢山使った家や宿、お店ができたら面白いですね。
皆さんのリプ見てて思ったんですが…🛌ベッドなんてどうでしょう⁉️
— 淳(おっちゃん) (@lzPQ4f8mwdNLiUc) September 24, 2020
枚数も使うし、いいかななんて…
では、ブーツやビンディングの再生はどうするのか?
スキー&スノーボードのハード用品は、ウィンタースポーツ用品の中でも一部です。ウィンタースポーツのサーキュラーエコノミー(循環型経済)を目指す中でブーツやビンディング、ゴーグル、ウェア等も考えなくてはなりません。
ブーツを鉢植えにしたり、板をテーブルにしてた画像は見たことあるけど、バインディングはさすがに使い道に困る😱 https://t.co/Kl3iAKu6zE
— らくスノ公式@夏眠中 (@rakusnowkousiki) September 24, 2020
スノーボードブーツを利用した鉢植えとかも面白いアイデア。
@massuun ブーツ風鉢植えならあった。 pic.twitter.com/kQTTQLnEpZ
— 鹿桜 (@shikazakura) December 19, 2013
今回のまとめ:まずは沢山の英知となるアイデアを集めること
今回、沢山の方から廃棄をゼロにさせ新しい形の価値へと生まれ変わらせるアイデア、考え方を頂きました。ご紹介できなかった方々も多数いらっしゃいます。全てに目を通して読んでいます。本当にありがとうございました。
ウィンタースポーツ用品の循環型経済のキッカケになるようなアイデアが多く、この目標に向けてまだまだ沢山の方々からのアイデアを募集しています。まずは、全国のウィンタースポーツを愛する人からの英知を集めまくることからスタートしていきたいと思っています。
白馬村からモンスタークリフ(株)は
「ウィンタースポーツ用品のゴミを出さない世界に向けて」を発信し続けていきたいと思います!
ー終わりー