ワイルドバイキング (Wilde Wikinger) 【戦略力が鍛えられる】 より多くの宝石を集めるカードゲーム 6歳の子供から遊べる
戦略ゲームって小さい子供と一緒になかなか遊べないけど、唯一6歳の子供から遊べる戦略ゲーム「ワイルドバイキング」
ルールも比較的シンプルで何よりビジュアルが良い。宝石感もあって楽しめる。そんなドイツ生まれのカードゲームを今回ご紹介。
・遊べる人数:2~5人
・時間(目安): 約15分
・対象年齢 6歳以上
・2008年 ドイツ生まれ
・戦略力 駆け引きが鍛えれれる
①どんなゲーム?
海賊からより多くの宝石を集めることを目指すゲームです。サイコロの色に応じて3隻の船のどれかに次々と宝石が載せられていきます。もしサイコロによって村に帰る指示が出たら、宝石獲得のチャンス。いちばん村に近い船に載っている宝石を獲得するためにその船と同じ色のカードを手札からより多く出した人がお宝をゲットできるゲームです。
②ゲームを始める前にゲームの物語から
カードゲーム&ボードゲームには、それぞれそのゲームの物語があります。この物語を理解してから遊ぶと楽しさが倍増。今回は、ワイルドバイキングのゲームの物語を共有します。
バイキング(海賊)達が乗った船が、宝石や高価な石を載せ村に帰ってこようとしています。村に到着するとバイキング(海賊)達は戦利品のお宝を広げ、仲間に分けはじめます。バイキング達が命がけで取ってきた戦利品のお宝を島の村民でもある僕達が沢山ゲットする。そんなストーリーがあるゲームです。
③ゲームの準備
「村」カードを机の端に置いて、そこから一列になるように3隻の船を並べます。色の順番は適当で問題ありません。そしてその船にそれぞれ宝石を1個ずつ置きます。残りの宝石は補充用として近くにまとめて置いておきます。
山札の装備カードは、全員に6枚ずつになるように配ります。配られたカードは、手札として人に見られないようにします。残りのあまった装備カードは表向きにして山札として置いておきます。そしてサイコロを準備したら全て完了です。
③遊び方(ルール説明)
最初の一人を決めて時計回りでスタート。1人ずつサイコロを振り柄でゲームを進めます。
サイコロの柄
「赤色の船」「黄色い船」「青色の船」の場合
→補充用の場所から宝石をひとつ取りサイコロが示した色と同じ船の上に置きます。
「黒色の船」
→補充用の場所から宝石をひとつ取り好きな船の上に置きます。
「カードの柄」
→プレイヤー全員に装備カードを1人1枚ずつサイコロを振った人から順番に山札の上から引きます。
「村の柄」
→今回のゲームの一番の面白いところ。村のカードがでたら村に一番近いところにいる船は村に帰還しなければなりません。その船の上に宝石が置かれているのならば楽しい競い合いが始まります。
▼「村の柄」が出た場合の競り合い方法▼
全てのプレイヤーで宝石の競い合いがスタートします。村に一番近い船にある宝石の競り合いになります。船と同じ色の装備カードを一番多く出した人が競り合いに勝ち、その船の宝石を全てもらえます。
ただしサイコロを振った人から、装備カードを何枚賭けるかを決めて、順番でカードをだしていきます。駆け引きや戦略が必要になります。
各自の掛けは、順番に競りの対象となる船と同じ色の装備カードを何枚かまとめて自分の手元にだします。
どんなカードを何枚だしたのか他の人に見えるようにして下さい。賭けに参加しないときはパスでも問題なしです。順番に1人ずつ賭けるカードの枚数が前の人よりも多くなるようにだすか、パスをするか決めていきます。
全員出すかパスし終えたら、もっとも多くの枚数を掛けた人が、その競り合いの勝者です。勝者は、その船に載っている全ての宝を手元にゲットします。勝者の出したカードは、どこかに回収し捨て山として保管。お宝をゲットできなかったその他のプレイヤーが出したカードは、それぞれの手札に戻します。競り合った船のカードは一番後列に戻します。
ここで大切な2つのルール
1)1回の競り合いに対して賭けのカードを出せるのは1人1回のみ
2)3色の装備品が描かれた装備カードがあります。このカードは何色としても扱えるジョーカーカードとして使えます。1回の競り合いで何枚のジョーカーカードを使用しても問題ありません。
カードの山札がなくなってしまったら?
もしカードの山札がなくなったら、捨て山からカードを混ぜて再び山札として使用します。
④ゲームの勝敗
補充用の宝石が無くなった状態でサイコロの船マークを示した時点でゲーム終了です。各自、獲得した宝石の数を数えてもっとも多い人が勝者です。もし宝石の数が同じの場合、手札により多くの装備カードを残している人が勝ちです。
⑤ワイルドバイキングゲームの感想とまとめ
勝負のポイントは、ゲームの中盤までに多くの宝石をゲットすること。最後まで装備カードを残している状態で補充用の宝石が無くなってしまったら船の上の宝石がまだ残っている状態でゲーム終了となってしまうためゲーム中盤までにいかに勝負できるかが大切。駆け引きと戦略が混ざったカードゲームです。見た目もルールもシンプルで我が家では6歳の子供でも充分に遊べます。