異業種のコラボについて考える_THEDAY.HAKUBAスノーボード
「業界の常識は、他業界の非常識という言葉」があるようにスノーボードブランドも異業種のコラボにより今までの常識や慣行にとらわれず、想像もできなかった角度からスノーボードを開発できるのでは?!
と思い始めています。
今期、白馬の山を滑るためだけのスノーボード THEDAY.HAKUBAでは、エイブル白馬五竜スキー場とコラボしたモデルを開発販売しました。
https://www.sanspo.com/geino/news/20210902/prl21090222350229-n1.html
しかしスノーボードブランドとスキー場のコラボは、完全に異業種ではなく、ウィンタースポーツという軸では同じ業種だと思ってます。
スキー場の1つのコースに特化したボードを作り、そのスキー場にお客さんが来てもらうキッカケをスノーボードギアを作れたらいいなというコラボでした。
今回は、同業種ではなく完全に「異業種×スノーボードブランド」を通じて今までの想像を覆すコンセプトができるのでは?!
というお話しです。
ある日のひらめきから始まる
昨年度の夏に7歳の娘から
「スノーボードを作ったからあげる」と言われプレゼントを貰いました。
よく見るとアイスの木製のスプーンが、僕の開発しているスノーボードのデザインになっている。
僕は直感的に「面白い!」と感じました。
確かにスノーボードのシェイプ(形)に似ている。子供の頃から食べていた木製のアイスのスプーンがスノーボードに似ているとなぜ気づかなかったのだろう。と思いました。
そしてあることをひらめいた
森永乳業の「みぞれアイス」とコラボして
白馬村の「みぞれ雪」を滑るためのスノーボードを作るというアイデア。
このコラボアイデアを森永乳業さんにTwitterで依頼してみました。
その結果は、もちろん返事は頂けませんでした。
当たり前です。超大手企業と白馬村の訳の分からないモンスタークリフという会社です。
しかし、このツイートがスノーボーダーからの反響が多くてビックリしました。約3万インプレッションまで到達しました。
つまり、スノーボードブランドと異業種コラボという面白い角度を求めている人が多いのでは?!ということが分かりました。
その後、僕は調子に乗った
①NASAにコラボ依頼をした。
NASAとコラボして宇宙で遊べるスノーボードを開発しませんか?
もちろん返事は来なかった。
(たぶん宇宙に雪が降らないからだと思う)
②ランドローバーにコラボ依頼をした
もちろん返事は来なかった。もはやコラボの内容は考えていなかった。
②スノーピークにコラボ依頼をした
上場企業 スノーピークの山井会長にもツイートしてみた。
もちろん返事は来るはずはないと誰もが思っていた。
ツイートから3分後
えっ、、、山井会長から返事を頂けた…
僕は3度見した。
翌日、さっそく山井会長の秘書の方からお電話を頂き現在、企画を考えています。山井会長の仕事のスピード感に圧倒されたのと同時に感激すぎて震えが止まらなかった。
そしてスノーピークの製品開発ポリシーに心が打たれた。
上場企業なのにこのメッセージは強すぎる。
その他の異業種コラボアイデア
まとめ:異業種コラボに答えはない?!
コラボと聞くとどうしても相手のメリットとこちらのメリットを考えてしまいます。しかし異業種コラボの場合、
前提が「業界の常識は、他業界の非常識」であるならば、むしろお互いのメリットなんて分からない。
一番大切なのは、メリットを考えるのではなく直感的に面白いと思ってもらえるか?!のような気がしています。
あえてこちらの非常識を提案することが面白さなのかも知れません。
白馬の山を滑るためだけのスノーボード THEDAY.HAKUBAが、いつか異業種とコラボして面白いコンセプトのスノーボードを形に残すことができるのか?!
僕にも分かりませんが、ワクワクする直感に向かってどんどん進んでいきたいと思います。
面白い異業種コラボのアイデアがあれば絶賛募集中です!
ー終わりー
https://twitter.com/otoshi_s/status/1469989187961393152?s=20&t=ZMUfe1HL2FW325lzugC0-g