また、行けるかな

手術の２週目後、抜糸。今時はホチキスみたいなやつだと思ってましたが縫ってあった。プチンプチン、糸が外れて今度こそ体を縛るものが全部なくなりました。あとは絆創膏です。
リハビリは、これもまた一歩一歩で、その日その日進んだ感がなくても、ある時、結構できるようになってるな、と気づきます。
そして病室に帰ったらnoteを見たり、昔の写真を見返したりしてほっこりしています。さっき見ていた写真はこれです↓

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この写真は、一昨年、10月のお休みに３人で中禅寺湖まで足を伸ばした時のものです。

那須にはこのような湖がないので（あえて言うならダム湖やりんどう湖もありますが、望む場所とちょっと違うかな）、時々日光まで足を伸ばします。

湖のほとりに行くまで、上の写真のような階段があります。スロープっぽいものがあるのに、２つの段差があって車イスが入れません。2人は、どうしても湖の波打ち際でお弁当を食べたくて、車イスを置いて杖で下りました。
大好きな場所だからまた行きたいけれど、次はどうだろう。降りられるかしら。一番いいのは段差がなくなってスロープが生かされることなんだけど。

まだまだ元気なテツ。出かける時はいつも一緒。お弁当のご飯の塊をおねだり中。目が真剣、というかコワいけど凛々しいです。

今まで、売られたケンカは２回（猫以外にケンカを売ったことはないです）。
１回は引き分け。似たような体格の雑種の犬に、すれ違いざまに因縁つけられて取っ組み合いに。戦いながら2匹はダンゴ状になって土手を転がり落ちていった…。飼い主同士びっくりリードを離してしまい慌てたね。2匹とも無事で何より。テツが若い頃のこと、あの時は母がいてよかった。

１回は負けました。通りすがりのテツを見て興奮した秋田犬。リードが外れてしまい「あ〜そぼーよ〜」という感じでテツのところにすっ飛んで来て、するとあっという間に組み伏せられてしまった。いかんせん体格差・・・。
テツが襲われた！　
私はぶったまげて固まってしまい、相手の飼い主さんが慌てて仲裁に。テツは無事で何より。撫でたら秋田さんの唾液のレロレロがテツの顔や首にべったりくっついてて、抱きしめるのを躊躇したっけ。
秋田さんの飼い主さんに平謝りされたけど、でっかい秋田さんは加減を忘れてテツと遊びたかったのかもしれません。わさおのようなモサモサの毛に親近感を感じたのかも。

あれからテツも私も、ちょっと老化しました。

男体山。雄々しくて美しい山です。
男体山に登ってみたいけど、山の会のフォローがあってもここは難しいかな。いつか、義体化率80%くらいにできたら登れるでしょうか。草薙素子みたいに（彼女は100％か）。
または来世に。

ここは、イタリア大使館の別荘跡だそうです。一般開放されていますが、ここも障がい者向きにはなってません。保全されている古い建物は大抵そうなので仕方ありません。
手前が中禅寺湖です。水底が透けて見えます。美しい湖です。

この時は混雑を避け、紅葉する直前ごろに出かけました。
もう今頃は、いろは坂は紅葉しているかな。長い長い車の列で紅葉の時期はなかなか中禅寺湖まで辿り着けないので、少し時期を外して出かけたものです。

『イタリア大使館別荘記念公園』を目指せばこの場所まで辿り着きます。自家用車は入れないので、歩道入り口にある駐車場、または歌ヶ浜駐車場にとめて歩いて行きます。
歩道入り口にある駐車場は障害者用スペースが２台分くらい確保されていますが、その日は満車で空くのをしばらく待ちました。どこでも、普通の駐車スペースに比べて車椅子用の駐車スペースは格段に数が少ない・・・。
するとスタスタ歩いて戻ってきた中年のご夫婦が、障害者スペースに駐車中の車に乗り込んだのですが、内部障害の方だったのかもしれません、と思うようにしています。

障害者スペースは、ドアを大きく開けて車イスから移乗しやすいように広めのスペースが取られています。
車イスユーザーはこのスペースが必要です。
まぁでも、使う人いないだろうってなって、駐車してしまうかな。混雑して空き待ちでいるなら、障害者スペースでも空いてるところに入れてしまうのかも。
でもここが必要な人は、いるんです・・・。