野良坊たち-3
茶々丸(近所を徘徊する野良さん)の子供達が保護されたって聞いたのは、入院中のことです。
LINEに、ご近所さんから写真が送られてきました。
茶々丸は、近所のゴミの埋立地に群れを作っていた野良坊たちの中の1匹です。昨年見つけた時はまだまだ子犬で、似たようなのが4匹いました。多分兄弟。野良っ子の中で生まれた生粋の野犬です。
保護活動でゴミ埋立地から保護されたり逃げたりと、野良坊たちは散り散りになりました。
大きくなった茶々丸たちは保護に失敗。あちこちから目撃情報があったため、兄弟4匹は方々へ逃げたようです。
保護団体さんたち、夏の暑い最中、「野犬の捕獲をやります」と書かれたお手紙を各戸に配り、近隣住民の理解と協力を得、何度もやってきてくださってました。本当に頭が下がります。
ワンコっちのために、暑い中森の中を何度も捜索してくださいました。
自治会のLINEにも、「こんな犬を×××で見かけたけど違うか?」「似てるけど違うな」なんて会話があったりで。。
保護団体さんたちは、10月に子犬たちを保護したのを機に一旦引き上げられて行きました。
もちろん保護できないままの子もいます。茶々丸もその中の一人。子供達と一緒に保護できなかったんです。
私も退院後2回ほど、茶々丸がウッドデッキを通り抜けていくのを見かけました。
茶々の子犬たちは全員、一人の人のお家に、そろって引き取られることになったそうです。
これからは人間と一緒。お散歩したり体を洗ってもらったり、色々慣れてね。
今、例のゴミ埋立地は犬は一匹もいなくなり、重機が入ってまた何やら工事が始まりました。
(山ってなんで産廃捨て場とか太陽光発電とかができるのかしら。ため息)
もともと、近所の野良っ子たちをどうにかしてやりたくてもできないジレンマから、noteやInstagramを始めたのですが、発見してから一年半、今、少しホットしています。
あとは茶々丸、キミだけだ。
これが一番初めのnoteの投稿です↑
そして以下は、そこで見かけた子犬が成長して大人になり、近隣に出没するようになった時の話です↓
この「野良坊たち2」の主役が茶々丸、今回の投稿の主人公たちは2に出てきた茶々丸の子供達です。
いまだに野良のままの子もいると思いますが、優しく見守る近隣住民が多いってことや、保護団体さんの連絡先もわかったので、この先似たようなことがあっても、頼れる人に相談できそうです。
体がなんでもなかったら、ってよく思いますが、実質的なお世話ができなくても、他にできることはあるっぽい。