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退院しましたが、日常生活ってこんなに体力いるもの、でしたっけ?

おかげさまで11月はじめに退院しました。7週間と2日の入院生活でした。

noteでは入院時からお声がけをいただき、とても励まされましたし、同じように入院していたり、病や障がいを持つ方ともお話しする機会がありました。嬉しかったし、ありがたいなって思っております。


入院した時はまだまだ残暑が厳しくてTシャツだったのに、帰ってきたら寒くてびっくりです。
家の中は、夏の寝具・下着・パジャマ・普段着がそのまんま。
幸い、手伝いに来てくれていたお義母さんがタオルケットなどは洗濯して行ってくれ、食材も買い出ししてもらっていて助かりました。
退院後は夫のキンちゃんもご飯作りを代わってくれ、通院にも連れて行ってくれ、楽させてもらってます。
でも彼だって足は悪い、義母は新幹線で帰りましたし…。

ヘルパーさんと一緒に、そろそろお任せだった色々をバトンタッチしないとです。

残った夏ものを洗濯して押し入れにしまって、今日明日必要な食材を買い出しして、通院でリハビリに通い、持病で通っている内科の主治医に、執刀医からの医療情報を渡して注射再開のタイミングを聞きに行って。
テツの点滴通院を引き継いで、途中になっている歯医者さんを予約し直して、白髪と伸びすぎた髪でなりふり構ってもらえてないヘンテコ極まる私の頭を、どうにか労わって。

やだ、ウッドデッキに落ち葉がこんなに吹き溜まってる…。
花が枯れそうだ、水あげないと…。
茶々丸はどうしたかな、ご飯あげないと…。
てっちゃんのオムツ洗いをバトンタッチして(夜はちびれちゃうんだよね)。

お義母さんがお花を増やしてくれていました。
クリスマスローズが仲間入りです


初めの2日、一生懸命やっていたら、怪我してない方の右膝が痛くなり、杖をつく右肘も重たい。どっちもとっくの昔から人工関節なのですが、周りの筋の問題かな。2週に一度の注射を2ヶ月やめていたからかもです。

今度は右足を庇って怪我した左足に体重をかけて、踏ん張ります。
脱臼リスク回避で固めたおかげで、動きがカチカチだったのが、動くことで少しずつ解凍している感じ。

でも3日目であちこちギシギシ痛くて、一度座ったら立つのがしんどくなりました。
予想はしてましたが、あまりにも以前のように動けない。
日常生活ってこんなに体力必要だったっけ。こんなにくたびれたっけ。

上げ膳据え膳、シャワーは3日に一度で着替えはその時だけ。午前と午後にそれぞれ1時間程度のリハビリ。たったそれだけを一人でできるようになったからって、もう絶好調の気分で退院したのに、あぁ、こんなに日常生活が体力の積み重ねだったとは。
20代から何度も経験してきた退院後の日常生活のしんどさ。喉元過ぎれば熱さを忘れ、それは忘却の彼方なのでした。

ご飯の支度をして食べて後片付けをして、おしっこしてうんちして、お風呂に入って。
着替えたり歯磨きしたり掃除したり洗濯したり買い物行ったり。
私たちは毎日、こんなにたくさんのことをやっているって思うと、すごいことです。

しかも健常者の方々は、このほかに一日何時間も働いてその上通勤もあるでしょう。子供がいる人はその子たちのお世話をして、犬や猫を飼っている人はそのお世話して、介護が必要な方がそばにいらっしゃるならその方のお世話をして……。
病気の人はご飯を一生懸命食べて、一生懸命おしっことうんちをして。どうにか自力でできるように頑張って。
私たちの日常は、生きて暮らしてるだけですごいんだな。

部屋から外の木々を眺めてます


出かける気力がイマイチで、本当なら天気の良いお休みの日は、紅葉を見に繰り出すか、お気に入り公園までお弁当を持って散歩に行くか、何にせよテツとキンちゃんと3人で出かけているのですが、我が家から、外の木々と青空を眺めて、ゆっくりやるしかないさ、ソファの上に山積みの衣類や寝具も、まぁ年内に片付けばいいんじゃない? そんなふうに思いつつ、キンちゃん、ずっと前に生協で買った台湾ふう焼きそばを調理してくれています。

久しぶりに外食したいなと思っても、しんどいと感じてしまうので、こんな素敵な晴れのお休みも、お昼はまったりおうち飯。
ちょっとずつ日常生活のリズムを取り戻したいと思います。

このあとは、掃除も片付けもほっといて、たくさんのnoteの作家さんの投稿を読みに行って、できたらお話ししてきたいな。引っ込み思案だった私、コメントを残す度に、こんなこと言っていいのかな、大丈夫かな、なんてドキドキしてましたが、最近やっとこ慣れてきましたわ(笑)。
(でももし失礼があったらな、ごめんなさい)

映えないけど、キンちゃん特製焼きそば。
(いつ買ったんだかわからないやつだけど)白菜とニラも入ってる!
台湾風っていうのはピリ辛ってことだね、おいしい!





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アトリエわたりねこ
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました!