7月にTOPIKⅡを受けた話
7月に受験したTOPIKの成績が出たので、今回のTOPIKについて感想など書いてみます。（書きかけの記事を放置していてずいぶん時間が経ってしまいました…）
結果
あまりひっぱってもしょうがないので先に結果を書いてしまいますと…
3級に合格していました🎉
3級が取れていてよかったですが、点数を見るとあと2点で4級というところだったので、惜しいことしたな～！という気持ちがあります。
受けるまで
はじめてのTOPIK II
これまでのTOPIKの受験経験は2022年7月に受けたTOPIK Iのみでした。TOPIKの成績の有効期限は2年間なので、このとき取得した成績の期限が切れてしまう…と思い7月のTOPIK受験を決意しました。
初級と中級の溝
昨年ごろからTOPIK IIに挑戦してみたいなと思ってはいたのですが、TOPIK IIの教材を購入して読んでみてもわからないことが多すぎて全く歯が立たず、全然受かる気がしない…😔という感じになってしまっていました。当時TOPIK2級に合格してはいたものの、まだ初級の内容が身についていなかったのだと思います。正直今もまだ怪しい。
そこで再び本屋さんに行き、自分のレベルとTOPIK IIのレベルのつなぎになるような教材を探すことにしました。本屋さんには韓国語の入門書や資格試験の対策本はたくさんあるんですが、「基本のキ」が終わった学習者向けの本、みたいなものはあんまりないんですよね。入門書を終えた人々はいったい何をやっているんだろう。
などと考えつついろいろ物色した結果、購入したのがこちらの本です。
この教材は、例文などの韓国語に日本語のふりがながついていないというところも私好みなのですが（日本語のふりがながふってあるとそっちに目が行ってしまうため）、当時言語交換アプリを通して韓国人のお友達ができたばかりだったということもあり、「実践に使える！」というところが魅力的に映り、購入を決めました。
結論、めちゃくちゃ買ってよかったと思っています。
「実践に使える！」のタイトル通り、韓国人の友達と話したりフリートークの授業を受けたりする中で「これ言いたいな～（でもなんて言うのかわからないな…）」と思ったことがある表現が多く、この教材のおかげで会話の中で使える表現が増えました。
文法的な説明も充実していて、いろいろなパターンの例を載せてくれているので、「教材に出てくる文章はわかったけど実際他の単語に置き換えてみようとしたらわからない…」みたいなことが起きにくいようになっていたと思います。
難易度・知識レベルとしても当時の私のレベルに合っていた（韓国語の文法の基本を知っていれば学習を進められる程度）ので、挫折せずにできました。
『実践に使える！ 韓国語〔文法〕トレーニング」を一周したあと、上述のTOPIK IIのテキストに戻ってTOPIK対策を始めました。
TOPIK教材で勉強する
私が使っていたのはこのテキストです。
本屋さんで色々見た感じこれが一番とっつきやすそうかなと思って買った気がします。
問題や文法事項などが中級（3・4級）向けと上級（5・6級）向けに分かれているので、主に中級向けのところをやっていました。
結局TOPIK向けの教材を使って勉強したのは1か月半くらいでしょうか…。直前期に大慌てで単語を詰め込みましたがめちゃくちゃ大変でした。（でもやってよかった）（授業のたびに単語の確認してくださった先生に感謝）
この教材もまだまだやってないところが残っているので、今後の学習にも引き続き使っていきたいと思います。
受験した感想
時間が足りない
解く時間が全然足りませんでした。体感読解問題3分の1くらい解き終わってなかったんじゃないかな？というくらい。時間がないので、後ろの問題はとにかく先にマークシートを塗っておいて、解けたら塗り替えるという手法で進めていました😅 쓰기（書き取り）は最後の一番長い問題がほとんど書けませんでした。（日本語で考えてみてもちょっと悩むような内容で、まあ仕方なかったかな…とは思います）
쓰기（書き取り）の対策不足を痛感
ちょっとしたこと（「～が原因だ」とか「～するために」とか）でも書くことができない内容がたくさんあり、쓰기（書き取り）の練習をもっとしておくんだったと強く思いました。恐らくどんな問題が出てもよく使うような頻出表現があると思うので、次回受験する際はそういった表現を使えるようにしておきたいと思います。
興味ある話題は読みやすい
出題された問題の中で、（受験から5か月ほど経っても）記憶に残っているのが、レンブラントの『夜警』に関する読解問題です。
長文読解に時間がかかりすぎて（そして内容も理解できなすぎて）心が折れかけているところでしたが、元々美術史に興味があったこともあり、この問題だけは「知っている内容だ！」と読み進めることができました。
TOPIKで出題される内容にすべて興味を持っておくということはさすがに難しいと思いますが、韓国語の本などを選ぶときに、興味がある話題について書かれている本や、既にある程度詳しい分野について書かれている本を選ぶとストレスなく読み進められそうだと思いました。
余談
DuolingoとTOPIKのレベル感
わたしは、韓国語学習にDuolingoというアプリを使っています。
ちょうどTOPIKを受ける前くらいに、Duolingoの韓国語コース（日本語版）が最後まで終わりました。
「Duolingoでどのくらい韓国語が身につくんだろう？」と疑問に思っている方も結構いらっしゃるかと思いますが、今回の結果を見ると、日本語版のDuolingo韓国語コースを一通りやるとTOPIK3級が取れるレベルくらいにはなるのかな？と思いました。
わたしもDuolingoだけで学習しているわけではないですが、逆にDuolingoに出てきた内容をすべて覚えているかというとそんなこともないので…まあだいたいそのくらいのレベル感のような気がしています。これからDuolingoで勉強してみたいけど本当に効果出るのかな…？と思っている方は参考にしていただければと思います！
今後に向けて
やはり今回は4級がとれなかったことが結構悔しかったので（お正月に立てた2024年の目標がTOPIK4級合格だった）、次に受験するときには絶対に4級かそれ以上とりたいな～～～！
そのためには、読むスピード向上のための単語の強化・쓰기（書き取り）で使える表現を増やしていくことが必要かなと思いました。…と言うのは簡単なんですが、なかなか実践するのが難しいんですよね😅 特に単語を覚えるのはつらくて好きではないんですが、少しずつ頑張っていこうと思います…
最後まで読んでくださりありがとうございました！皆さんも充実した韓国語学習ライフをお過ごしください😊