倦まず弛まず
致知5月号を読み、今回もたくさんの学びを得た。
大きく2つあり、
1つは自分の捉え方次第で、
今と未来を変えられるということ。
そしてもう1つは、
当たり前のことを愚直に継続することの大切さだ。
1つめの
『自分の捉え方次第で今と未来を変えられる』
という点で、
たとえ辛い経験があったり、もう無理だと思って
しまうような状況だったとしても、
「それは神様が与えてくれた試練だ」と考えたり、
その出来事で「このままではいけない」と感じて
成長に繋げたりすることができるのだ、と
読んでいてハッとさせられた。
がん治療の研究をされていらっしゃる小林久隆さんが、放射線科の臨床医をされ始めた最初の頃に
患者さんが4人続けて亡くなってしまった経験が
あったそうだが、そこで落ち込んで諦めてたり、
他責にして終わるのではなく、絶対に何か方法があると経験を自分のエネルギーに変えて、寝る間も
惜しんで研究をされ続けたということ、
また銀座ろくさん亭の道場六三郎さんが、
20代の時に勤めていたホテルでいじめにあった際に
「これは神様が与えてくれた試練なのだから、
逃げずにとにかく頑張ろう」とご自身を
鼓舞されていたこと、
またソレイユ訪問看護ステーションの西島暁子さんが「自分が保健室に運び込まれる体験をしたから
患者様の不安や辛さに心の底から共感できる、
そして、看護師のかける一言一言が患者様にとって
どれほど重みがあるかを実感している」
という言葉や想いが、特に私の胸に強く響いた。
【自分の捉え方次第で、どんな経験も自分の成長に
繋げることができる】と実感したため、
いろんな経験ができることに、また周りの方や
自分の家族、先祖に感謝して生きていきたい。
そして、もう一つの
『当たり前のことを愚直に継続することの大切さ』
についてだが、
これはタイトルの『倦まず弛まず』にも通じるが、
日々研鑽を積み重ねて、休まず続けていくという事は
一見ないがしろにしがちだが、それを愚直に続けて
いくことが何よりも大切だと感じた。
そして、継続するためには何が大切かと考えた時に、いかに傲慢にならずに謙虚でいられるかということが大事だと考える。
自分が、お客様や関わる方のために何かできる事は
ないかを常に考え、人の意見に素直に耳を傾けて
改善していく姿勢を持ち、倦まず弛まず行動して
いく。