こんにちは。佐藤です。
今日は雑談。
先日、国勢調査が行われましたね。その時のこと。
「国勢調査への回答が全然集まらない!」ということを集計に関わっている人が言っていました。「なんで!?」と。
今回からオンラインでの回答も可能になり、これまで手書きの回答が面倒でやらなかった人も今回の調査には協力してくれるはず!という思いがあったようなのですが、前回までとほとんど変わらない、とその理由が全くわからない様子。
なぜ答えないのか実際のところは本人しか承知し得ないことなので、なんともわかりませんが、その理由は、国への「信頼」じゃないのかなと。
SNSを開けば、特に政治の面での批判や文句が溢れかえっています。しかもコロナに対する対応も然り、それ以前の政治の在り方を思い返しても、信頼が得られる状況だったと果たして言えるのか。国勢調査はかなり詳細な個人情報を伝えることになります。普段の他者とのコミュニケーションだとしても詳しく自分のことを伝えるのは、相当仲良くなって信頼関係が築けてからですよね。
コロナ対策がうまくいき、もはや抑え込みに成功したと言っても過言ではない台湾。その秘訣として、オードリー・タンさんがたびたび「透明性」をキーワードにあげます。この情報を開示していく姿勢が国家と国民の信頼感を醸成した結果が、コロナの封じ込めなのだと思います。
義務やルールで縛るというネガティブな要素で行動を促すのではなく、信頼というポジティブな要素で協力を募っていくことが、これからは大切なのではないでしょうか。
書いてて思いましたが、これは教育でも言えることですよね。
お互い信頼しあって平和に過ごして行けたらいいですねぇ。