佐藤宏樹 / さっちゃんnote

NPO法人こととふラボ代表。複数の大学で授業も。専門はワークショップデザインを活用したAL・対話型の授業設計、PBL、地域連携のコーディネート。最近の研究分野はファシリテーター育成。認定WSD(マスター)。経営学修士。写真はレッジョエミリア訪問の時の。

佐藤宏樹 / さっちゃんnote

NPO法人こととふラボ代表。複数の大学で授業も。専門はワークショップデザインを活用したAL・対話型の授業設計、PBL、地域連携のコーディネート。最近の研究分野はファシリテーター育成。認定WSD(マスター)。経営学修士。写真はレッジョエミリア訪問の時の。

最近の記事

書くの苦手だけど1ヶ月毎日書いてわかったこと。

こんにちは。佐藤です。 3月、ドタバタしすぎて結局1つも書けずにきてしまいました。なので、今日は2月毎日記事を更新して思ったこと・気づいたことをまとめておきたいと思います。 僕自身、文章を書くのが苦手です。その経験をまとめることで、文章を苦手な人が文章を書かなくてはならなくなったときのハードルを下げることに貢献できたらいいなと思います。 1.文字数上限を先に決める。 僕はこれで文章を書くことが随分と楽になった感じます。以前から note を書いていましたが、言いたいこ

    • 伝えるべきは「やっちゃだめ」ではなく、「まずやってみろ」。

      こんばんは。佐藤です。 社会生活の中で「窮屈さ」を感じることが多々あります。何かをやろうとした時に「やってはいけない」と言われることが多いからです。たとえば、何かの企画を考えた時に決裁権を持つ人や仲間と考えている人たちに意見を求めたりすると、それは組織の目的とは沿わない、だとか、本当にできるのか、だとか、まず帰ってくる言葉は「やらない・やれない理由」が多数を占めます。ここで聞きたい言葉は、そんな内容ではなくて「どうやったら実現できるか」です。だから意見を求めているのに。

      • 余白の力。

        こんばんは。佐藤です。 いつの頃からかわからないけど、気づけば色んなところで「これからは◯◯の時代!」とか「◯◯力が必須になる!」というキャッチコピーを聞くことが多くなった気がしませんか? 社会が変われば、求められる価値観も変わってくるから、このこと自体にそんなに意見があるわけではないのですが、その中で、「それって普通じゃね?」と思うものがあったりします。なんだかそのようにトレンドとして仕立て上げることによって、それらを流行らせたい人たちが市場を作ろうとしているかのような

        • これからの場づくり。

          こんばんは。佐藤です。 先日のイベント運営の経験から、今後オーソドックスになってくるであろう、ワークショップのスタイルのことをちょっとまとめたいと思います。 コロナの影響によって、様々なところで「オンライン」というスタイルが浸透しました。オンライン授業に始まり、オンライン会議などなど、Zoomなどのウェブ会議システムがインフラになりつつあると感じます。 もちろん、このこと自体に賛否両論あるのは知っています。授業をやるにしてもオンラインよりも対面の方が良いといった論調もあ

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        記事

          みんな違ってみんな凄いを実現するために。

          こんばんは。佐藤です。 今日はちょっと思うところがあって、ブランディングの話をまとめてみたいなと思います。 ブランディングに使われる「ブランド」とはそもそも何かというと、一般的には一流品とか高級品とかというニュアンスでも用いられますが、本来の定義は以下となっています。 ブランド:個別の売り手もしくは売り手集団の商品やサービスを識別させ、競合他社の商品やサービスから差別化するための名称、言葉、記号、シンボル、デザイン、あるいはそれらを組み合わせたもの。 (出典:アメリカマ

          みんな違ってみんな凄いを実現するために。

          元に戻ろうとする力。

          こんばんは。佐藤です。 緊急事態宣言もどうやら解除に向かっているようですね。ずっとこの状態というのも、さすがに無理がありますし何よりオリンピックパラリンピックどうするかの話にもなってきちゃいますもんね。 さて、そうなってくると、色々なものやことが、「元に戻ろう」としてきます。そんな動きが強くなってきます。前回の宣言の際も発出され、それが解除されて日が経つごとにそんな風潮がとても強くなってきました。 もちろん、元に戻ることが全てにおいてよくないわけではありません。様々なと

          元に戻ろうとする力。

          巨人の肩から景色を見る。

          こんばんは。佐藤です。 色々な大人の話を聞くことってありますよね。身近な人でもそうだし、テレビや講演、最近ではYouTubeなどでも。僕もいろんなところでいろんな人の話や経験談を聞く機会は多々あります。そんな中で、「あ、この人の話おもしろいな」と思うことがしばしばあります。 この「おもしろい」という感覚は人によって捉え方が違うと思います。自分の興味がある分野で得るものが何かしらでもある場合に、このように感じるのはわかりやすいですよね。ただ、興味のない分野でも、何かに唆られ

          巨人の肩から景色を見る。

          運営に大事な視点。

          こんばんは。佐藤です。 この土日、大きめのイベントの運営だったので、その時に、というか、改めて感じたことをまとめておきたいと思います。 イベント運営には、その準備から本番、その事後まで含めて、たくさんのタスクが発生します。そしてそれらをこなしていくためには規模に応じて、様々な役割も発生します。今日はイベント運営の文脈でまとめていますが、チームで運営するもの、プロジェクトなどにも当てはまると思います。 その中で、スムーズな運営に必要不可欠な人材というものが必ずと言っていい

          「ダメ出し」は、全員で。

          こんばんは。佐藤です。 最近イベント運営に携わることがあったので、イベントや企画に関する話が多めになっております。今日の話はあるイベントの企画立案を行う会議の際に、1人の学生が提案してくれたとても大事な仕掛けの話です。ぜひいろんな人にも知ってもらいたいと思い、まとめてみたいと思います。 企画を作る時って面白いアイディアが出たり、話し合っている内容がスムーズに収束していくと、その流れに乗って、どんどん決めていけますよね。もちろん、そこに辿り着くまでにはおそらく産みの苦しみと

          「ダメ出し」は、全員で。

          雑記:「楽しい」とは。

          こんばんは。佐藤です。 実はイベントプランナーという側面も持っています。これまで特に「地域」とか「まちづくり」の分野で、色々なイベントの企画や運営をしてきました。他にも大学生たちが主体となって企画したイベントの伴走なども。 そんな中、イベントが近づくにつれて感じることは、直前になればなるほど「寂しさ」を覚えるということ。なんでしょうね、あの感覚。やっぱりイベントごとは本番が一番楽しいのではあるのだけど、本番がきてほしくないというような矛盾した感情。 個人的には、イベント

          雑記:「楽しい」とは。

          雑記:「偉いってなんだ」。

          こんばんは。佐藤です。 先日、Twitterのタイムラインを眺めていたら「偉い人が言うから従わなきゃいけない」といった内容のツイートが流れてきたのです。これごくごくよくあることですが、ちょっと違和感を感じたので深掘りしてみたいなと思いました。 そのツイートは、確か政治に関する話題の内容だったんじゃないかと思います(多分)が、こういった内容って、政治だけに限りませんよね(ちなみに政治家は国民から選ばれた「代表者・代弁者」なだけであって、偉いというわけではないと思います)。仕

          雑記:「偉いってなんだ」。

          プロジェクトのリズム。

          こんばんは。佐藤です。 これまでにいろんなプロジェクトをやってきたのですが、その時のことや、最近何か誰かとを始める時に、改めて「大事だなぁ」と感じることがあります。これができているかどうかによって、そのプロジェクトのスタートがスムーズに発進できるか、波に乗っていけるかに、かなりの差を生み出します。 それは、最初の打ち合わせ(すりあわせ)の期日がすんなりと決まるか。 まだ始まる前の話じゃん、と思う人もいるかと思います。だけど、この日付が決まらないとスタートすらできません。

          プロジェクトのリズム。

          イントロダクションで大事なこと。

          こんにちは。佐藤です。 今日は授業などでワークなどを学生たちにやってもらう際に気をつけていることをまとめてみたいと思います。これはある種のワークショップでも大事な視点かなと感じています。 そもそもこういう考えが必要だなと気づいたのは、あるキャリア系のワークショップを高校で実施していた時のこと。そのワークショップではいくつかのワークを連続して行っていくのですが、これを意識するのとしないのでは、ワークを行う姿勢に差が出ました。前者だとスムーズに作業に取り掛かれるし、ワーク後の

          イントロダクションで大事なこと。

          この1年の変化を思い返して。

          こんばんは。佐藤です。 コロナによる影響が出てから、もう1年が経ちますね。ちょっと思い出すと、昨年の2月3月、授業が始まる直前はすごい混乱の中だったことを思い出します。 それから1年が経って、身の回りのほぼ全てと言えるものの在り方が大幅に変わりましたよね。なかなか変わることができないとずっと言われてきた、僕が携わる教育という分野もすごい変わりました。 「オンラインでは授業なんてできない」なんて、最近では言ってる方がどうかしてる、と言われかねない状況ですが、わずか1年前は

          この1年の変化を思い返して。

          雑談。

          こんばんは。佐藤です。 前々からこういうことよく言われていますよね。「テレビばっかり見てるとばかになる」。それについてちょっと思ったこと。 念のため言っておきますけど、今日の内容はテレビ番組とかをdisる内容じゃない(テレビが最近面白くないって話はよく聞くし僕もあまり見ないけど)ので勘違いしないでね! 先日、こんな感じでnoteの文章を打っていた時のこと。とあるカフェで色々考えながら書いていたのですが、目を上げると、お店の外に電光掲示板が。そこには次から次へのアニメーシ

          コラボ授業アフタートーク。

          こんばんは。佐藤です。 今期、僕の授業では地域の企業や団体の方と連携した授業を行いました。いわゆる地域連携授業というやつですね。企業や地域団体の方たちが直面している課題を提示していただき、学生たちと一緒に新しいアイディアや課題解決の方法を探るというスタイルのものです。どのような内容をやったのかは、また後日詳細にまとめたいと思いますので、そちらをお待ちいただくとして、今日の記事では、その授業の実施後に行った「アフタートークセッション」のことをまとめたいと思います。 本来、こ

          コラボ授業アフタートーク。