「きみはいい子」
2019年7月27日(土)
バスで中学生の同級生(女子2人)にばったり会ったのですが、コミュ障が発生して全く話すことができなかった情けない僕です(笑)
さて。
今日は、2015年公開の映画「きみはいい子」について少しだけ思ったことを綴ろうかなと思います。
”あらすじ”
岡野(高良健吾)は、桜ヶ丘小学校4年2組を受けもつ新米教師。まじめだが優柔不断で、問題に真っ正面から向き合えない性格ゆえか、児童たちはなかなか岡野の言うことをきいてくれず、恋人との仲もあいまいだ。
雅美(尾野真千子)は、夫が海外に単身赴任中のため3歳の娘・あやねとふたり暮らし。ママ友らに見せる笑顔の陰で、雅美は自宅でたびたびあやねに手をあげ、自身も幼い頃親に暴力を振るわれていた過去をもっている。
あきこ(喜多道枝)は、小学校へと続く坂道の家にひとりで暮らす老人。買い物に行ったスーパーでお金を払わずに店を出たことを店員の櫻井(富田靖子)にとがめられ、認知症が始まったのかと不安な日々をすごしている。
とあるひとつの町で、それぞれに暮らす彼らはさまざまな局面で交差しながら、思いがけない「出会い」と「気づき」によって、新たな一歩を踏み出すことになる―。
まず、先に言います。泣きました(笑)
もともと涙腺がゆるゆるの僕ですが、この作品のように登場人物が苦労の中周りの人々とのかかわりを通じて成長していく姿にはやはり感動します。
この作品には、現代の教育業界の闇の部分が的確に描かれています。
いじめ、児童虐待、教師の指導不足による学級崩壊、特別支援教育、特支児童の親の苦悩と葛藤、親の負担超過(育児の疲れやストレス)、ネグレクト・・・
このような問題にはどんな共通点があるのか。どのような解決策が考えられるか。自分なりに考えてみました。
▷共通点はなにか??
「こどものために」が足りてない。
▷解決策
教育のシステムを変える。
詳しく話すと長くなるし、つまらないので概要のみ。
現代の教育のシステムは、「学校がみんなで同じことを同じペースで同じようなやり方で勉強させる場」(ベルトコンベヤー式のシステム)です。
これでは、教育委や学校側で定めた「同じ」からはみ出た子は、排除または抑圧されてしまう可能性があります。
目指すべきは、真に「こどものため」の教育
こどもはひとりひとり違い、それぞれの教育的ニーズがあります。それを教師と保護者と周りの人間でフォローしあいながら支えていくことが大切です。「同じコト」ができるという価値観から、「この子にしかできないコト」ができるということに付加価値を見出す。そんな教育があってもいいんじゃないかと思います。
と、まあ偉そうにしゃべりました。何も実現していないやつが何を叫んでも伝わらないので、はやく教員になります。
目指すは、打倒「同じ」!!
今回は以上です。