佐藤の指揮棒談義

指揮棒について主観的に解説します。

佐藤の指揮棒談義

指揮棒について主観的に解説します。

最近の記事

佐藤の指揮棒談義[指揮者編3:バーンスタイン]

 佐藤でございます。指揮者編第3回にしてネタ切れの兆候が見えました。しかし世の中に指揮者はたくさんいますし、有名な人から紹介していくことにします。  ということで第3回はカラヤン、カルロス・クライバーに並ぶ超有名指揮者、レナード・バーンスタインについて解説していきます。  まず彼の指揮は全体的にロマンチックというか、悪く言うとキザっぽいような印象を受けます。テンポ感やフェルマータのとり方などの影響が大きいのでしょうが、個人的には表情が豊かなせいもあるのではないかと思っていま

    • 佐藤の指揮棒談義[入門編]

       佐藤でございます。先日はカルロス・クライバーの指揮棒について解説しましたが、そこでシャフトという言葉を繰り返し使っていました。しかしよく考えてみれば、シャフトってなんだよと思われてしまうこともあるのではないかと思いましたので、今回は指揮棒の基本的な部分を解説することにします。 構造 指揮棒は一般的にグリップとシャフトの二つのパーツが組み合わされてできています。指揮棒の視覚効果を生む棒部分がシャフトで、握るなどする部分がグリップです。  また、グリップとシャフトが一つの素

      • 佐藤の指揮棒談義[指揮者編2:カルロス・クライバー]

         佐藤でございます。第2回の指揮者解説はカルロス・クライバーです。私はカルロス・クライバーが大好きですので、カラヤンの回を書いているときから第2回は彼にしようと決めていました。  例のごとく主観的な解説になるのは間違いありませんが、また私の好きな指揮者の解説であるぶん、さらに個人の感想が多い文章になると思いますが、どうかご容赦ください。それではカルロス・クライバーの指揮を見ていきましょう。 振り方 指揮棒ファンが指揮者を語るのであれば彼を外すことはまずありません。というのも

        • 佐藤の指揮棒談義[指揮者編1:カラヤン]

           指揮者を語るうえで外すことができないのが『楽壇の帝王』カラヤンです。指揮者について詳しくない方でも、カラヤンは知っているという方は少なくないはずです。ということで、佐藤の指揮棒談義指揮者編の記念すべき第1回はカラヤンについての解説です。ちなみに私が解説できるのは指揮棒関連の情報だけです。指揮法も少しかじってみましたが、難しかったので諦めました。許してください。  カラヤンの指揮はYouTubeでもたくさんの動画がアップロードされていて、指揮棒についても容易に解説できるほど