私の母も未熟だったし、母なりに一生懸命だった。私と同じだったんだ。
ここ数日、母と話をしていて。
母も初めての子育てで、何もわからない中、必死に私のことを育ててくれていたんだなってことに気がついた。
私は物心ついた時から、母を親と言う存在で、認識していて、何でもできて、知っていて、親だから大人だからそれが当たり前だと思っていた。
でも、実際は母だって、当時は、親としてもまだまだ未熟で、完璧な存在ではなかった。だから、私のことを受け止めれず、悩んだこともあっただろうし、きっと手探りで子育てをしていたと思う。
特に、私が中学生の頃、学区外の学校へ行きたいと言って親元を離れたのに、学校も休みがちだったし、母も相当悩んだと思う。そんなことも知らず、何でわかってくれないんだろうか、何でそんな態度を取るのだろうか、私は本当に母の子なんだろうかと思ったこともあった。
息子が不登校になって、その時のことを思い出していた。今なら、その時の母の気持ちもわかるような気がする。
大人だし何でも受け止められると思っていた母も、実は未熟だったのだ。だから、私の想いも受け止めてあげたくても、受け止められず、それが私に対して、八つ当たりや、ひどい態度として出ていたのかもしれない。
それが母とたくさん話をする中で、わかって、ずっと心の中にある気持ちが少し溶けた感じがした。当時、自分が迷惑かけていたから、そんな態度を取られて当たり前だって思っていたところもあったけど、それだけじゃなかったんだ。
私も息子に対して、ひどい態度をとったこともある。同じように未熟だったから。息子にすごく成長させてもらったなと思う。ありがたい。そしてごめん。
お母さん、
いつも帰るたびに、何もできなくて、悪いねと言うけど。
こうしていろんな話をできるだけで、私は幸せだし
何より、元気でいてくれるだけで、十分だから。
本当にありがとう。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
ひとりごと
開き直るわけではないけど。親だって未熟で当たり前だし、できなくて当然なんですよね。でも、子どもが生まれて親になった瞬間から、責任を背負って何もわからなくても、一生懸命お母さんを頑張るわけです。私えらいよ。
そして、世のお母さん、お父さん、本当に毎日お疲れさまです。