不登校中は息子を避けていた娘も、、、

今日は息子を送ってきました。娘も一緒です。

ずっと仲が良かった、息子と娘。いつも一緒に遊んでいました。どちらかと言えば、兄を振り回す妹って感じで、それに付き合う優しい兄でした。

それが、、、
息子が不登校になり、二人の関係性は変わりました。

娘が息子を避けるようになりました。
そりゃそうですよね。初期の頃、よく私とバトルしたり、旦那さんとも本気で言い争いになったり。娘にとったら、かなり嫌な環境だったと思います。

また、息子の状況が安定してくると、常に息子優先にしていたので、娘を我慢させることも多く、それも不満だったかと思います。

ちょうど、娘も思春期に突入したこともあると思いますが、ほぼ二人の会話はない状態でした。

それでも、家族で出かけたりする時は、後部座席に二人なので、何となく言葉を交わしているのを見ると、安心したりして。

そんな感じがずっと続いていたのですが、7月、息子が県外の通信制高校から県内の全日制の高校へ編入してから、少しずつその関係性にも変化がありました。

県内といえども、下宿生活なので、毎日顔を合わせているわけではありませんが、帰省する機会も多く、会う機会も以前より多くなりました。

今日も、連休で帰省していた息子を送っていたのですが、部屋に着いて一番に娘、「えっ、部屋汚いんだけど、、、座るとこないじゃん！」と一言。さすがです　笑。こんな風に息子にはっきり言えるのは、娘だけです。私が同じことを言うとしたら、もっと言葉をオブラートに包んで言います　笑。

そんな風に言われて、息子は笑ってました。そうなんです、娘に言われても、反論しない。びっくりするぐらい、私に対しての態度とは違う。

その後も、二人しかわからない小さい頃の話をしたり、私のことで盛り上がって爆笑していました。（ちょっと複雑　笑）

そんなやりとりを見ていて、私は、ほっこりしてしまいました。同時に、やっとこんな感じになったんだなと嬉しく思いました。

不登校になると、兄弟がいる場合、いろんな意味で影響があると思います。私も最初は息子に必死で、娘のことは後回しにしていましたが、息子が安定してきたあたりから、娘との時間も大事にするようにしてきました。それで、気持ちが満たされていたことも、今回のことにつながっているように思います。

元々、仲が悪かったわけではなかったので、いつかは昔のように会話してくれるかなと思ってはいましたが、思ったより早くそれがきた感じで、とにかく嬉しいのです。

知らない間に、娘も成長していたってこともありますね。今でも、口では息子のことを悪く言うこともありますが、ちゃんと理解しているし、兄が不登校だったことが、これからの娘の人生にもきっとプラスになると思っています。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

ひとりごと

幼稚園ぐらいの二人の関係性を知るエピソード。雪が降る時期。外で遊びたい娘は息子を誘います。最初は断っていた息子もしつこい妹に負けて、一緒に遊ぶことに。雪の山に穴を掘ったりして遊び始めました。少し時間が経ち、窓から外を覗いてみると、息子に仕切られて、それに必死に応えて、一生懸命に穴を掘っている娘がいました　笑。あんなに嫌がっていたのに、遊び始めると威張る息子。そして、健気に指示に従う娘。立場が入れ替わっていることがおかしかったな。そんな仲良し兄妹でした。