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息子の不登校初期から、今の私の想い

私は息子が不登校になった直後、何にも考えられませんでした。先の心配とかより、「なんで急に学校行かない、になったの?」と、とにかく学校へ行かなくなった事実ばかりが頭の中をぐるぐるしていました。

息子の場合、中2のあたりから遅刻も多く、学校の不満やら気持ちの上がり下がりもすごくて、それに対応するのも正直大変でした。

だけど、学校へ行っているということだけで、とりあえずは安心している私がいました。どちらかといえば、学校へ行くことを頑張ってと励まして、なんとか行ってほしいという気持ちの方がまさっていたと思います。

我が家の場合、息子自身もとにかく学校へ行くことにこだわっていたので、行かない選択をしたことが、どれだけ大きな意味のあることなのかを、私が怖くて受け入れられなかったんだと思います。

私の気持ちはそんな状態でしたが、目の前に息子はいるので、ただご飯を作ったり、私のやってあげられることはやるしかない。そんな感じでした。

大変すぎて、ホントその時の記憶が薄いのですが、、、
毎日学校の先生とのやり取りがあったり、最初のうちは家庭訪問もあって、先生が夕方来るんですが、下の子の送迎もあり、時間を合わせてもらったりすることが意外と負担で、これずっと続くの?と思うとうんざりもしていました。息子にも会おうとするのですが、降りてくるはずもなく、ただ私と軽く会話して帰る感じでした。

多分、初期対応のパターンなのかな。先生だって忙しいのに、わざわざ来てもらうのも、なんだか申し訳なくて、最終的には伝えて電話にしてもらいました。それだって、別に日々何か変化があるわけでもなく、完全にもう学校へ行かない感じだなとなったところで、やめてもらいました。

どのタイミングで、どうなったのか、もう思い出せないぐらいですが、5月から行かなくなって、6月中には私も気持ち的には吹っ切れていたような気がします。

もう2年以上前ですが、まだそれしか経っていないんだって思うと、ここまでがすごく濃い感じがします。実際は、中2も学校へ行ってはいたけど、大変だったので、3年前になるのかな。

今、こうして自分の経験を元に同じように悩んだり、どうしていいのかわからない状態のママを救いたいと思って活動していますが。

私の目指しているのは、不登校をきっかけに、ママ自身が自分を大事にして豊かな気持ちになり、それが家族や身近な大切な人達へと広がっていき、みんなが笑顔で幸せになる世界にしたいと思っています。不登校がいつの日か、ありがたいギフトだったんだと思えるようになる。

私はご縁のある方には、本当にそうなってほしいなと思って活動しています。私もここまでくるのに、たくさんの方から愛を受け取っているので、それを循環していきたい、そんな想いです。

いつも読んでくださる方、ありがとうございます。
初めて読んでくださった方、最後まで読んでくださってありがとうございます。

ひとりごと
なんだか急に自分の想いを宣言したくなったので、記してみました。ご縁のある方に繋がって行くためには、まずは私を知ってもらうことであり、そのためにnote以外にも投稿しています。が、時々、投稿することに追われていて、何のために?誰のために?が抜けているなと思う時があるのです。ここを忘れてしまうと、違うよなぁと思っているので、時折ちゃんと軸を確認することは大事ですね。

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sato/元不登校の母/さとねぇさんの相談所
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