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082: 2024年、 下半期推しボードゲームBEST 10 (第1〜5位)
面白かったゲームのことを考えてたら、ちょっと元気になってきたSato39です😊
今回は今年下半期のベスト5です。第6位〜10位までは前回の記事をどうぞ。
第5位、マラケシュ(フェルトのシティコレクション)
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これもまだ記事にできていなかったのだが、とても面白かった。モロッコ中央部に位置する都市マラケシュにおいて、プレイヤーはこの街の名士となる。9つの区画において影響力を上げていき街の有力者となることを目指す。
毎ラウンド、「ケシ」と呼ばれるキューブを3つ選び全員分をタワーに投入し、出てきたケシを分配するアナログ感が楽しく、それでいてバラエティに富んだ9つの区画のうち、どれを狙っていくか戦略性も悩ましい作品。もっとプレイしていきたい。
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第4位、デューン・インペリウム:反乱
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今年上映された「Dune 砂の惑星 part2」をテーマ背景に作成された独立拡張というか、リメイク。映画でも砂虫(サンドワーム)が大きな存在感を示していたが、本作もスパイとサンドワームが非常に大きな変化をもたらしており面白くなっている。
このゲームの最大の魅力だと感じている、「現代的なワカプレ+デッキ構築システム」と、「古典的な入札システム」の混在がやはり素晴らしく大いに盛り上がった。遊んだ後にこれが今年のベストかな、と思ったほどだ。
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第3位、エンデバー:ディープシー
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2010年のドイツ年間ゲーム大賞推薦リスト、フランス年間ゲーム大賞ノミネートと、評価されながらもタイトルを獲得することのできなかった隠れた名作「エンデバー」。その優れたシステムは引き継ぎ、より遊びやすく攻撃要素のない現代的なゲームに仕上げてきたのが、ディープシーである。
植民地テーマからガラッと様子が変わったので最初は半信半疑な気持ちで購入したのだが非常に面白く、賛否両論あった攻撃要素は完全に排除され、サイトや潜水トークンの早取り、リンク形成によるwin-winなインタラクションなど現代的な改良を加えられてリメイクされている。まさに2024年を代表するゲームだと感じた。
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第2位、オブセッション(Obsession)
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以前からSNSで時折プレイ報告があり、その洗練されたアートワークから興味があったのだが、CMON JAPANが唐突に英語版を発売してくれたので購入。和訳が付いていないので言語的なハードルは高いが、ゲーム自体はそれほど難しくなく非常に面白かった。
プレイヤーは、19 世紀ビクトリア朝イングランドにおいて、尊敬されているものの困難を抱えた一族の領主となる。プレイヤーの目標は、ダービーシャーで最も影響力のある有力な一族フェアチャイルド家とより良い関係を築き、領地を改善し評判を高めることである。要は多彩なゲストを招いてお茶会を開き、名門フェアチャイルド家のご子息、ご令嬢とキャッキャウフフするゲームである(違う)。
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第1位、ファウンデーション・オブ・ローマ(Foundations of ROME)
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そして下半期で一番感銘を受けた作品は「ファウンデーション・オフ・ローマ」。もともとデロンジェの「ビッグシティ」がオールタイムベストに選ぶほど好きだったので、SNSで初めて見た時からずっと気になっていたのだが、2023年第2刷のキックスターター開始時にすぐに支援を行い入手することができた。
デザイナーは、「センチュリー」シリーズで有名な、エマーソン・マツウチ(Emerson Matsuuchi)である。プレイヤーはローマの建築家となり、土地を購入して建物を建設していく。第三時代終了時に最も人口増加に貢献し、商業建物や公共建物を建設し名声を得たプレイヤーの勝利となる。
基本的には土地の証書を購入して建物を建てるだけなので簡単なのだが、土地はセンチュリー方式で新しいものほど高く売られているので購入するタイミングが悩ましい。安くなるまで待ちたいが他プレイヤーに購入されても困る。そのジレンマを感じながら、ローマの街が美しいミニチュアで構築されていく様子は圧巻である。
特に妻が「これは好き♪」と言ってくれたので、私の中では今年最高のゲームに決定であるw
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下半期の推しベスト10はいかがだっただろうか。下半期も非常に豊作でこれら10作以外にも面白い作品はたくさんあり、紹介しきれないというのが本音である。あとは上半期のベストも加えて、今年のベストを選出したい。悩ましい選出になりそうだ。
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