サンドキャッスル
今回の満足度:7点(10点満点)
鬼才フリーゼのデッキ破壊ゲーム。原題は「Fine Sand」。ただひたすらに砂の城を作り続ける、とっても変なデッキ破壊レース♪
リスボアの後に1時間程度でちょっと軽く遊べるゲームとして出していただいた。フリーゼのデッキ破壊ゲームだという。
【ゲーム概要】
プレイヤーにはあらかじめ用意された30枚程度の初期デッキがあり、全員同時にプレイしていく。個人ボードには4種類の効果が示されており、左から以下のようになっている。
緑:ドロー枚数
赤:プレイ枚数
青:追加ドロー枚数
紫:手番終了時に持てる手札の最大数
ここにカードをプレイすると徐々に能力が上がっていき、ドローする枚数が増えたり、手番でプレイする枚数が増えたり、追加ドローが増えたり、次のターンへ持ち越す手札が増えたりしていく。
そして場には、効果のない砂の城カードをどんどんとプレイしていき、デッキ圧縮を続けて誰かがドローできなくなったらゲーム終了。最初にドローできなくなった人の勝利となる。
【プレイ記】
これはとても変なゲームだけど、面白かった。
リスボアに続いて4人でプレイ。
1回戦目は、次のターンへの持ち越しを多くして手札を増やした方が得なんじゃないか、と思い主に紫のカードをプレイしていたのだが、思うように手札がコントロールできなかった。半分にも減らせないまま、緑のドローを特化したOさんがゴール。
サクッと終わったので、もう1回チャレンジすることに。
今度は緑のドローを中心にプレイしてみると、かなり上手くデッキが回るようになった。しかしプレイが1ターン1枚だと遅いことに気付き、赤のカードもプレイすることで、さらに砂の城のプレイが加速。
「これは気持ちいい!」
と思ってきたところで、やはり持ち主のOさんが貫禄のプレイでゴール。
せっかく圧縮が思うように回り始めて楽しくなってきたところだったので残念だったが、このゲームの面白さは感じられたと思う。
【感想】
ソロプレイ感が強く、インタラクションは隣プレイヤーから不要なカードをもらう程度なのが惜しい気もするが、インタラクションが苦手な方には合うのかも。
また徐々に拡大していくプレイ感は気持ち良かったが、通常のデッキ構築のようにカードの種類が増えるわけではないのでリプレイ性は低そう。
どうやらソロプレイ・キャンペーンでは新しいカードが徐々に増えていくらしいので、ソロプレイを中心に遊ぶ人には合うだろう。どんなプレイ感なのか、ちょっと興味あるなぁ。
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