Day13: 「オールド・ロンドン・ブリッジ」の魅力②
おはようございます。
今日もみっくみくにしてやんよ。Sato39です。
毎日更新ボドゲレビュー13日目。
本日もその魅力を掘り下げてみますよ。
【手番順は入札で決まる!】
毎ラウンド初めに手札のカードから1枚(2人プレイなら2枚)を場に出し、数字の大きいプレイヤーから手番を行う。いわゆる入札方式だ。
場に並んでいる建物タイルの数字は全て見えており、他プレイヤーの橋に並んでいる建物の数字も全て公開情報となっているため、おのずと誰が何を狙ってくるのか予想はつく。
それが自分の狙いと被らないのであれば敢えて先手を取らなくても良いのだが、明らかに被っている場合はより大きな数字の手札を出して先手を取る必要が出てくる。しかし、一度使用したカードは捨て札とされてしまうため、どこで勝負に出るかが非常に悩ましい。
ここに駆け引きのインタラクションと戦略性が要求されていて面白い!
【建物タイルは悩ましいパズル!】
建物は6種類あり、それぞれ固有のアクションに対応していて、橋の上に建てたときにその種類に応じたアクションを行う。面白いのは、そのタイルに示された紋章の数だけアクションが強くなる仕組みだ。
例えば上図で右端に18の商店を建てたとき、商店のアクションとしてお金をもらうことが出来るが、緑の紋章は公園の紋章と合わせて2個になるので、2金をもらうことが出来る。最初は1金や2金程度だが、ゲーム終了時には6~8金ほど獲得できるため非常に気持ちが良い。
これが全てのアクションにおいて強化されるのだから凄い!
このため出来るだけ、
・建物は破壊せず降順になるように、
・同じ紋章で揃えながら、
・行いたいアクションの建物を建てる、
ことが必要になる。まさにパズル!
ただし、以上のことが出来るかどうかはタイルの捲り運によるところも大きいので、なかなか思うようにはいかない。このあたりは好き嫌いもあるだろう。
【最終得点タイルがリプレイ性を高める】
ボード上には12ラウンド終了後に計算する得点方式が印刷されている。印刷されているものは非常にオーソドックスなもので、建物タイルの数や礼拝堂トラックの順位、橋門トラックの順位、手札の数値の合計だ。
しかし上級ルールとして新たな得点タイルが用意されており、これを用いることで非常にバリエーションの豊かな最終得点計算を楽しめる。
これが実際に使用してみたところ、初期得点タイルと違って4種類のうち1つに特化することで大量得点することもでき、非常に面白かった。ゲーム展開がかなり変わるので2回目以降ならおすすめだ。
本日はここまで。
今日はゲーム会なので忙しいw
ではまた明日。