Day12: 「オールド・ロンドン・ブリッジ」素敵なコンポーネント
おはようございます。
今日もみっくみくにしてやんよ。Sato39です。
毎日更新ボドゲレビュー12日目。
今日から、ようやくボードゲームレビューが始まりますよw
それでは楽しんでください。
【テーマはもちろん中世オールド・ロンドン・ブリッジ!】
1136年ロンドン。大火によりテムズ川に架かる大きな木製の橋が破壊された。再建を任された聖職者ピーター・デ・コールチャーチは新しい橋を建設するだけでなく、橋自体に建物を建てることが出来る特別な石橋の建設を提案した。
プレイヤーは建築家となり美しい橋をめぐる競争に参加しなければならない。礼拝堂、橋門、宿屋、商店などを適切に建設し、最も裕福な建築家となるのだ。
デザイナーは、ガブリエル・ブボラ(Gabriele Bubola)と、レオ・コロヴィーニ(Leo Colovini)の共作となっている。コロヴィーニはイタリアのゲームデザイナーで、その代表作として「カール大帝」や「カルタヘナ」などがある。
コロヴィーニは12 歳のときにアレックス・ランドルフと出会い、彼のゲームのいくつかで一緒に仕事をしたことから大きな影響を受けたそうだ。
(参考:Wikipedia - Leo Colovini)
【まさにオールド・ロンドン・ブリッジなタイル置き場!】
このゲームで最も特徴的なのは、ロンドン橋をイメージした非常に珍しい形のタイル置き場だろう。カードボード(厚紙)を折り曲げて組み上げた2つのロンドン橋にはそれぞれ6つの横穴が開いており、そこにメインボードから獲得した建物タイルを毎ラウンド1枚ずつ差し込んで建てていく。
プレイヤーは毎ラウンド1回だけワーカーを使用して、メインボード上の6種類ある建物タイルを1枚獲得する。このとき中央のロンデルには1〜3£(ポンド)が示されており、その金額とタイル1枚がもらえる。
他プレイヤーのワーカーが置いてあるスペースには置けないのだが、2£を支払って中央のスペースに置けば好きなタイルを1枚獲得することができる。
獲得した建物タイルは即座に自分の橋の上に建てるのだが、建物には数字が表記されており、必ず降順になる(右側に行くほど数字が小さくなる)ようにタイルを置かなければならない。
そして、徐々に数字が小さくなってしまうと建物が建てられなくなってしまうのだが、公園を建設することで数字はリセットされるため、また大きな数字の建物を建てることが出来るようになる。
またどうしても数字の大きな建物を建設したい場合には、既存の建物を壊すことでその場所に建ててもよい。ただし、この場合も数字の並びが降順になるように正しく配置する必要がある。
そして12ラウンドが経過するとゲーム終了。最終得点計算を行い、最も所持金の多いプレイヤーの勝利となる。
いいですね。
この独特なコンポーネントが魅力的です♪
ではまた明日。