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ダーウィンズ・ジャーニー

ボドゲカフェDEJANAさんで、2人プレイをさせていただいた。簡単にファーストインプレッションを。

テーマ背景

「進化論」を提唱したチャールズ・ダーウィンが、1831年から行ったビーグル号による航海がテーマ。

巨大なメインボードは全体がセピア調で統一感があり美しい。ボード下半分はガラパゴス諸島の地図となっており、船での航海や探索を行う。上半分がアクションスペースとなっており、探検アクション、航海アクション、手紙アクション、封蝋アクション、学会発表アクションなどがある。

基本システムはワーカープレイスメントなので、ややこしそうに見えて意外と分かりやすい。

メインボード全景

シンプルなワカプレだが、捻りがあって面白い

基本システムはワーカー4人で、全5ラウンドのアクションを行ったら終了のシンプルなワーカープレイスメント。追加ワーカー1人あり。

アクションスペースの丸い虫眼鏡は1人しか入れないが、2コイン支払うと他プレイヤーもアクションできるため、それほどキツくない。
四角い虫眼鏡は何人でも入れる。

また左下の個人レンズ配置アクションを行うと、封鎖されたアクションマスに個人レンズトークンを置くことができる。そうすることで新たなアクションが解放され、他プレイヤーも利用できるが、そのアクションを行うたびに1金がもらえるようになる。

成長するワーカーが楽しい!

個人ボードにはワーカーが4人用意されており、それぞれに能力値がある。4色の封蝋がその能力値を表しており、アクションマスには封蝋条件が設定されている。

このため、強いアクションを行うにはワーカーを成長させる必要があるのだが、これがけっこう楽しい♪

探検要素はテーマと合っていて面白い!

ボード下部では、ガラパゴス諸島の島々を船で上陸しながら探検していく。探検中に様々な生物を発見することができ、後に博物館へ発表できるのが面白い。

ただし生物の発見は早取りのため、ここは他プレイヤーとのレースとなる。島は3つあるため、どの島で探検を早く進めるのか悩ましくて面白い。

島で発見した生物は博物館で発表する。ここでは置いたタイルの上下左右を参照して、お金を獲得したり本マーカーを進めるのだが、ゲーム終了時に本マーカーの倍率だけ勝利点を獲得するため、ここも熱いレースとなる。

総評

今回の満足度:9点(10点満点)

テーマとシステムがしっかりと合っていて素晴らしい作品だと思う。基本はワーカープレイスメントでシンプルなのだが、ワーカーの置ける条件があるため簡単ではなく、プレイ感は重め。

序盤は出来ることが少ないため限られたアクションをサクサク進めていく感じだが、ワーカーが育ってくる中盤ぐらいから急激に選択肢が広がり悩ましくなってくる。

インタラクションはやや弱めの現代風ゲームだが、しっかりとテーマを感じられるのは好印象でテーマと雰囲気が私好み。場所取りもキツくなく、各トラックでのレースなので少人数でもプレイ感は変わりなさそう。ダウンタイムがそれなりにあるので4人は長いか。2〜3人ベストかも。

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