成熟市場がちょっとシュリンク気味になってきたときの戦略。【sato流 市場戦略 講座Ⅰ㉒】
市場が成熟し、市場規模があまり変わらない状況が続き、その後徐々に市場がシュリンクしていきます。前年比98%とか97%とかじわじわシュリンクします。
この状況での戦略は、人々の注目を集めるような非常にインパクトのあるアイテムを市場に出していくことです。
食品ならば、多くの人が「何、それ?」というぐらい意外性のある味アイテムを出します。香粧品なら、「想像がつかない!けれども気になる!」というような従来のラインからは外れたアイテムです。
これらは好き嫌いが激しく、また一度チャレンジしたらそれだけで満足というもので、飽きやすく定番に残ることはありませんが、それらの劇薬ともいうべきアイテムを食べたり使ったりすることで、本来の定番アイテムのことを思い出して、また買ってもらえるようになるのです。
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