リーダーはビジョンを描く(理想を想像する)ことが仕事。【sato流リーダー講座Ⅱ⑥】
リーダーになりたての人は、謙虚な姿勢を示すためなのか、今までの仕事スタイルから抜けきれないのが原因なのか、自身のフットワーク、ハンドワークに重点を置きがちですが、それは担当者の仕事ですので卒業しなければなりません。リーダー歴が長い人でも、自分がやったほうが早く質が高いからと何でも自分でやろうとするリーダーもいらっしゃいますが、そこは我慢して担当者に任すことが大切です。
手や足や頭を使って形にしていくのは担当者の仕事で、リーダーは理想形を思い浮かべること=イメージングが最大の仕事なのです。
どうなることが一番良いことなのか、これからどんな事業展開にしていくと良いのか、「理想」のヒントを探してイメージを膨らませます。
そしてそれを言葉にして現場スタッフに伝えていきます。
スタッフに伝える内容も、決して現場担当者の仕事領域をリーダーの言葉としてはいけません。
「組織」を運営するとは、暗黙の組織ルールをきちんと守ることだからです。リーダーはリーダーの仕事に専念することを意識すると、組織が最大の成果を生み出すことができます。
リーダーって、スタッフから注意されることがないので、自分で自分の仕事をチェックするのも大事な仕事ですね。
なお、リーダーの2大仕事については、こちらでご紹介しています。
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