リーダーの器【sato流リーダー講座Ⅱ⑧】
人間の器というものは、清濁併せ呑む器量のように思いますが、意外と良いことを素直に受け入れることができないリーダーが多いように思います。
細心の注意を払い、いろいろなリスクを考えて手当てをする心配性の人ほど、良いことや運が回ってきたのに、それを掴むことができずにいるのは残念なことです。
成功の波に乗り出すと、今までとは違う環境で居心地が悪くなり、ブレーキをかけるリーダーを見かけます。「こんなにいいことが続くはずがない、次は落とし穴がある」などと自己暗示をかけるのです。
良いことがあれば、素直に喜び、自分や自分の組織にはこれだけの良いことが来て当然というスタンスで受け入れることが大切です。
そして、幸運はいきなりやってくることが多いので、いつ来てもいいように心の準備をしておくといいと思います。
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