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商品に入っている購入顧客のアンケートはがきからわかること。【sato流マーケ講座Ⅲ⑦】
新製品を発売するときに、アンケートはがきを入れておきます。そうすると、買ってくださった方がアンケートに答えて送り返してくださいます。
製品に入っていますので、確実に買った人からの答えになります。ただし、購入者の中でも好意的に思っているお客様からの返信ですので、絶対評価としてみるのではなく、他の製品との比較で相対的に見ていきます。
どういうことかと言いますと、「今後も買いたいと思うかどうか?」(=継続購入意向)に対して、60%が「買いたい」と答えたとした場合、「購入者の60%が継続して買う。」という解釈ではなく、他の製品の平均が50%であれば、「平均よりも高い」という解釈になります。
さらに使いやすいようにするために、データを蓄積して、継続購入意向率Aランク、Bランク、Cランクなどと分析します。コーポレートブランド力も好意度に影響を与えますから、自社でノーム(基準値)を持っておくと、その新製品の製品力を過去の比較において正確に把握することができます。
このアンケートはがきは、製品を開けてはがきが入っていることに気が付いた時点で書かれることが多いので、はがきが底のほうに入っていない限り、購買した時点の情報がより正確にわかります。
ですので、購買時点の情報をお尋ねする設問を中心に入れておきます。
なお、詳しい使用評価は、このアンケートはがきを返信してくださった方の中から無作為に選んで、追跡調査で調べます。
先述の設問例として「継続購入意向」を紹介しましたが、追跡調査では時間がかかりますので、発売後早い段階で、だいたいの製品力を見極めるために入れます。
また、「このアンケートを返信してくださった方から抽選で〇〇名の方に△をプレゼント。」とすると、良い回答しか返ってきませんので、「このアンケートを返信してくださった方全員に△をプレゼント。」とします。
購入顧客のアンケートはがきからわかることは、
以下12個をご紹介しています。
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