特殊ターゲットで専門性の高いサービスを提供している場合の事業拡大【sato流 戦略実行講座㉟】
特殊なターゲットに対して専門性の高いサービスを提供している場合は、ターゲット人口が少ないので、劇的に事業が拡大するということはちょっと難しいですね。
しかし、特殊なターゲットが困っておられることを解決する場合は、社会貢献のためにも、社会課題解決のためにも是非頑張っていただきたいものです。
そこで、ご提案しているのが、ずばり特殊ターゲットではなく、その周辺までもターゲットとすることをお勧めします。すそ野を広げるということです。
例えば、プロダンサー養成サービスであれば、プロまでは望まないまでも、趣味の範疇でありながらセミプロぐらいのレベルの人たちをターゲットにしたクラスをつくったり、プロのフローリスト養成サービスも、結婚式やパーティの装花やデザインができるフローリストを育成するクラスと一般の趣味レベルの人たちをターゲットに、実際にプロが使うようなお花でレッスンするクラスをつくるなどすると、すそ野が広がります。
しかもそんなにターゲットが離れすぎませんので、趣味範囲のレッスン技術を習得するのみでできます。
こうやって、ターゲット人口の少ない特殊なターゲット向けのサービスであっても、事業を安定させたり、拡大させることができます。