無印良品のCMについて【勝手にコンサルティング⑦】


 8月末からたびたび見かける無印良品の掃除のCMを、皆様はどのように受け止められているのでしょうか?

 私は、最初はSDGsの取り組み?と思いましたが、なんか違うようで、何回見ても意味がよくわからなかったので、何が変わったのか知りたくてお店に行ってみました。

 店内にはCMの音楽が流れていました。ずっと聞いていると心落ち着く感じがします。Found MUJIのコーナー辺りに世界の珍しい「ほうき」とCMの掃除の写真集や他にも掃除に関しての書籍が並んでいました。

このCMは、

「気持ちいいのはなぜだろう。」

というメッセージのようです。HPをよく見ると、写真集の最後に書かれているメッセージと同じものが書かれていました。

ポイントだけを抽出すると、

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人為と自然がせめぎ合う「ほどほどの心地よさ」を探し当てること。それが「掃除」の極意なのかもしれません。

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この先の未来においてどんなに技術が進歩しても、ヒトは生き物。身体の奥底に響き続ける生のリズムがあります。ここに耳を澄ませたいものです。

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ますますわからなくなったというのが正直な感想です。(私だけだと思います。無印良品様、理解力、感性が乏しくごめんなさい。)

一般消費者の私からみますと、それぞれのシンボル、言葉からは別のモノが浮かび上がってきます。

掃除」=禅の世界観(「シンプルで心豊かな暮らし。」「己の心を磨く」)?

ほどほどの心地よさ」=中庸(「極端ではない。」「偏らない。」)?

身体の奥底に響き続ける生のリズムに耳を澄す」=感性瞑想


きっとこれらがベースになっているのだと思いますが、一点に集約された「無印良品」オリジナルのメッセージが欲しいものです。

また、

「この先の未来においてどんなに技術が進歩しても」

という部分も、今どきは、技術先行というよりも、「人、自然、技術」の調和という方向に動いていて、「行き過ぎた技術中心」に警鐘をならすというのも、ピンと来ないのは、私だけでしょうか?

「無印良品」=無駄をそぎ落とし、シンプルで完成された美しさ

(=私が感じている「無印良品」の意味)

は、世界規模のコロナ禍にあって、どんなメッセージで人々の心をポジティブに、豊かにするといいのでしょうか?

そんなメッセージを期待したいです。

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