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シナジー効果を考えた戦略。【sato流 市場戦略 講座Ⅰ㉔】

シナジー効果とは、1+1=2以上の効果となることです。

たとえば、

単独の事業Aと事業Bで何の共通項もなく、事業Aと事業Bがあるだけでは、1+1=2にしかなりません。それぞれの顧客開拓をすることになります。

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しかし、事業Aのお客様と事業Bのお客様が同じであれば、事業Aで信頼や親しみを持っていただいたお客様は、同じ会社の事業Bについてもお客様になってもらいやすくなります。逆もしかりです。

*この場合、先述のカニバリゼーションはないものとします。

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ですから、それぞれの事業で顧客獲得するよりも、ずいぶんと効率的に顧客獲得することができるのです。

事業戦略を立てるときには、共通で使えるものを利用して、シナジー効果をよく考えて効率的に事業を拡大していきます。

共通のものの中で、最大に効果を発揮するのが、今ある顧客基盤を活かす戦略です。




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