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ポジティブな解釈がビジネスを発展させる話。【sato流 戦略実行講座Ⅱ㊵】
「コップの水が半分」の話を聞かれたことがあると思います。
コップの水が半分入っている状態をどのように捉えるか?という話です。
➀「まだ半分ある」と捉えるのか
➁「もう半分しかない」と捉えるのか
前者はポジティブ思考で後者はネガティブ思考のように解釈することが多いと思います。(注:ドラッカーのイノベーションについての名言とはちょっと違います。)
ビジネスの世界でも、
➀「チャンスはまだ半分ある」
➁「チャンスは半分しかない」
と考えるかで、行動が変わってきます。
コンペなどでクライアントさんからのメールで、どう解釈していいのかよくわからない曖昧なコメントを頂くことがあります。
競合相手の様子が書かれていて、こちらの情勢としては不利のような感じもするし、まだチャンスがあるような感じもするという感じです。
ある人は、「まだチャンスがあるのなら、具体的に様子をお聞きして足りない資料をどんどん提供していこう。」と思いますが、
ある人は、「あー、もうダメっぽいな。これ以上根ほり葉ほり聞いても、先方に迷惑がかかるし・・・」と不足している文脈を勝手に頭の中でつなげてダメなほうに結論付けてしまうのです。そして、あきらめてもう何もしないのです。
よくわからない点をじっくりお聞きしてみると、2つの部署でどちらにするか意見が分かれていて、今、獅子奮闘中の状況をつまびらかにご報告いただいているとのこと。
やっぱりチャンスがまだまだあるのです。
「よし、このお仕事もらった」と思って、半分のチャンスをポジティブに捉えて行動したほうが、軍配が上がることが多いものです。