BtoBの新規販路開拓の営業資料【sato流 戦略実行講座Ⅱ㊿】
BtoBで新規に販路を開拓する際に、
「どこの部署が担当かわからないから、とりあえずどこかにひっかかるように可能性のある部署に手紙を送ります。」
ということを聞くことがあります。
その際の文面を拝見しますと、
「このようなことについてご説明したいと思いますので、是非お時間をお取りください。」
という漠然としたお手紙調の文面になっていることがあります。
とりあえず先方の誰かに出てきてもらって、お話しする時間を頂き、その場で具体的なお話をしようという作戦らしいのです。
しかし、これではどこからもお返事が来ることはありません。どこかの部署に届いたとしても一瞬目に入って後はどこかに追いやられてしまいます。
どうすれば良いかと言いますと、
ずばり具体的に何の説明なのか、写真、イラストを入れて、一瞬でわかるようにします。もちろん相手のベネフィットもすぐにわかるように。
これをA4 1枚にまとめます。もしくは、1ページ1内容の冊子10ページ以内にします。
そして、興味を持っていただいたお客様から「もう少し詳しいことを教えてください。」とくれば、現物などもお持ちして先方のご質問に答える形でプレゼンします。
最初に送る手紙や資料が成否を決める大事な資料だと心得て、最大限のものを作るようにします。