この夏の初め、ある方の紹介でインターネットサイマルラジオの音楽番組に出会った。 富士山GOGOエフエムの #4tracksRadio 。合言葉はレディオ! ほぼ同世代、音楽好きのふたりの男性が楽しい語りやモノマネを挿みつつ、「クセのある」選曲と肉厚なバックグラウンド解説で盛り上がる。クセ選は、いい意味でリスナーへの静かな裏切りの時もある。それでも、知らない世界をたくさん教えてくれるから損した気分にならない。 リスナーからの特集テーマも募集してくれたり、採用されると記念品も
カトリーヌ・ドヌーブが出ている映画。気がつくと、毎週末、1本ずつ見ている。老いた彼女の役割は口数少なくシーンを締める、の感が強い。代役は探し難い。
B・タベルニエが映画round midnightを創ってくれなかったら、こんなにも聴き惚れなかったであろう音楽家。もたれかかるようでいて、背骨が1本ストン!と屹立している演奏が人間味溢れていていいのだなあー、と感じる。
ずっと忘れない好きな映画。 そして、音楽。 ストーリーにしずかな波のように覆い被さっていく。 そして、#sparks の音楽性にも影響していると知り、 また大切度合いが増した。 生きながら音楽の景色の見え方が ダイナミックに変わるときがあり、 それは自分からは選べないタイミングなのだけれど、 運命がそう仕向けることがある。
いいジャケットです。音前、男前の水準が軽く跳ねている。若い頃は、クラシックピアニストが曲芸でやるジャズは大嫌い、という偏見があった。50過ぎた頃からその認識は誤りだったと思うほどにプレヴィンを聴くことが少なくない。洒脱の鋼鉄レールを滑りゆく。