移住先で地元に受け入れてもらうには?
昨日から晴れ間が覗き始め、暑い日が続きますが群馬みなかみ町は陽が沈むと過ごしやすい気温になり、デッキで過ごす時間も多くなります。ちなみに冷房設備はございません。扇風機のみでの生活です。さてさて営業活動からのつながりづくりを実践していましたが、並行してやっていたことは自分が住んでる地域を知る活動です。溶け込み作戦と言いましょうかね。。。ダサいな。。。これは気がついたらいるみたいなイメージだけど、え?宇野さんってまだ移住して3年しか経たないの?ってもう10年ぐらいいるイメージってな感じです。どこまで深く入れるかですね。正直これは地域差もあるし、個人差もある。皆にはこんなやり方もあるって知ってもらうだけで良い、別に地域に溶け込まなくても生きてはいける、しかし私にとってはやらないといけない事だったので、実践しました。これも10年計画の一つだからです。
まずは地域の情報知る為に地元に住んでる(生まれも育ちも地元)若者が集まるコミュニティーに入る。消防団、商工会青年部ですね。(消防団や商工会を知らない人はネットで調べてください。)消防団なんて入る前から詰所(消防団の家みたいなもの)に行って飲んでた笑。当時37歳で入団は珍しく、まして移住者!地元の若者も断るような組織へよく入ったって地元の方に言われるが、これは町の先輩達、長老達へのコミュニケーションツールの一つとして考えていた。田舎のおじさん達にはキラーコンテンツ。もちろん防災の要である組織という認識で活動してます。そして商工会青年部。これは起業したので色々補助金やエキスパート登録(専門的な知識を持っている人がスキルやアドバイスを求める事業者へ指導していく商工会経由の紹介システム)などできるので入り、当時の部長に誘われ青年部活動開始、活動内容は祭りやイベントの出店やセミナーや飲み会、交流会などの活動)これは地元の若き経営者、事業承継した息子たちの集まりだから、リアルな地域の商工、地元事情、色々な人のつながり、町のつながりなどがリサーチできた。また全国規模の組織なので、群馬県内の人たちと出会えるチャンスでもある。そんな感じです。町の事業者が発展しなけりゃ町は続かない、働く場所を作らなきゃならない。これから地方でも労働環境は変わるしね、自分の息子が成人するころには仕事のあり方も変わるだろうし、世の中が変わっている、アナログからデジタルへ、物質から精神への融合が必ず起こる。だからコソ、今の30代、40代が一つになって地域づくりをしないといけない。そんな思いがあるので、早めに地元に溶け込む方法として2つの団体に入りました。
その流れで活動して行った事でつながり、色々とお声掛けいただき、5年の間でこども園のPTA会長になり、青年部長までやり、今年は消防団部長になり、青年補導員になり、来年は商工会青年部県連の役員になります。着実に各方面、様々な組織を網羅し、ネットを張り巡らせ、点と点をつなげる作戦になりつつあります。
押し付けられただけなんちゃうん!とか人が良いからだねーとか(自分で言うのは恥ずかしい)思われるのですが、宇野さんなら安心できると言う気持ちが伝わったから引き受けました。結局は何をやるではなく、誰とやるだった。そのほかには色々誘われましたが、お断りした団体活動もあります。その活動が無駄だとは思わないけど、関係性ができていないかったり、お金払ってやりたくない活動を無理やり押し付けても何も身にならない。自分がやりたいと思わない限り無駄な時間。
自分自身が納得してやることは大切、結果は必ずついてくる。
よく若い子に悩みを相談される。。。。僕が答える言葉は大抵「じゃー自分はどうしたいの?」愚痴なら聞き流すからとことん喋れ、本気でどうしたいか悩むなら、その答えはもう自分で言っているよね、悩みがもう答えだよ。