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日常の中の挑戦と成長~面倒は成長のキッカケ~

4月に就職や転職をされた方で、すぐに現場で仕事を覚え始めた方は、GWを超えるあたりから、少し仕事の領分も増えてくるのではないかと思います。
そんな時、これまでの仕事と比べて、抵抗や葛藤が生じたら、自分自身の仕事や人間関係において、仕事が次の次元へ変わるチャンスです!!

面倒なことほど、積極的に取りに行く

日々の生活や仕事の中で、ついつい「面倒だな」と感じる瞬間は誰にでもあります。しかし、その「面倒さ」、あなたでなくとも感じています(笑)。

では、視点を変えて、もしあなたが依頼する側だとしたら、そうした不人気な仕事を、しかも気持ちよく引き受けてくれたらどう思うでしょうか。
ここで「気持ちよく」というのが、とっっっても重要です❗️
会社でも嫌々ながら一応やってくれる人はいるかもしれませんが、次にまた頼もうとは思わないでしょう。

新たに人間関係を築くときこそ、周りに頼られるためには自分から面倒なことを引き受けてみてはどうでしょうか。

面倒さの背景から理解を深める

先に挙げましたが、面倒なことは敢えてやろうと思う人はあまりいません。三日坊主のダイエットも然り、やりたくないことは人は長続きしません。

では、なぜやっているのでしょうか。
会社の上層部が評価するためにレポートとして見られていたり、もしかしたら、過去に大きなミスがあったためにその再発防止で実施していることもあるかもしれません。
先日、自動化やAI利用のアイデア出しの中で「なぜ役所は資料が多いのか」という話題で、役所は正しく依頼を受け付けたことを保証するために書類が増えるらしい(※私見です)と聞いてそういう視点もあるのかと目から鱗でした。

そうした背景を理解することで、トンチンカンな提案が減ったり、本当に喜ばれるために気をつける視点が変わります。「あっ、コイツわかってるな」と思われると、ふとした時に仕事が舞い込んで来やすくなります。

面倒に感じたら視野が広がった証拠

知人の子供などを見ていると世の中全てのものが新鮮に感じているように見えたりして、何か初めて触れるものは新鮮なものです。
それが面倒に見えたということは、それぞれの仕事の内容や関連するタスクとの関連性が以前より見えてきたからだとも言えます。

先輩や元からいた人にとっては日常的にやっていることでも、初めてその違和感に気付いたあなただからこそ気付ける視点もあるかもしれません。
普段、何年もやってきて仕事の効率や成果ですぐ貢献しにくい分、仕事を引き受けたり気になったことを新しい観点で提案することは、若手ならでは貢献できるポイントです!

ただし、提案する際にはそれまでの信頼関係構築や、受け手にとってどのように聞こえるかに注意して、一考の価値があるか好意的に検討してもらえるよう注意して提案しましょう。

何のためにやっているのか考える

忙しい日々の中で、何のためにこの仕事をしているのかを見失ってしまうことも理由の1つです。
特に、日々の業務に追われていると、自分がどんな価値を提供しているのかを忘れてしまいがちです。そんなときは一度立ち止まり、自分が取り組んでいることの目的や、どんな価値を生み出しているのかを考えてみましょう。

例えば、私はITスクールの立ち上げにも現在関わらせていただいていますが、新たなエンジニアを育成し、未来の技術革新に貢献することに繋がります。自分の仕事が誰かの役に立っていると実感できれば、モチベーションも自然と湧いてきます。

一度手放すことで、本気で取り組めることもある

時には、手にしている多くの仕事やプロジェクトを一度手放す勇気も必要です。すべてを抱え込むことで、自分が本当に力を注ぎたいことに集中できなくなってしまいます。
優先順位を見直し、余計なことを手放すことで、真に取り組むべきことに全力を注げる環境を作り出しましょう。うまく捉えていただきたいのですが、健全な組織であればあなたがいなくなったとしても回るはずですが、あなたの人生はあなたしか責任を取れません。

また、手放すつもりで考えたことで改めて改めて再開することで、同じ継続することでも本当に目的を持って取り組むことができます。

1つ1つに意義をつけながら取り組む

日々の小さな一歩が未来を変える。その一歩一歩が積み重なって、大きな成果となります。目的を持って取り組むことで、自分自身の成長と共に、周囲にも良い影響を与えることができるでしょう。

例えば、営業やエンジニアの仕事、社外でボランティアなど副業・複業をされる方も増えてきたと感じます。
日々のタスクが山積みになることもありますが、そんな時こそ、その先にある目標や成果をイメージし、自分にとっての意義を再確認することが重要です。

そういった価値観や改善について、気兼ねなく話せるところで仕事をしたい、できるなら自分が居ることでそうした環境に近づける存在になるようこれからも努力していきます。

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井上聡/フリーランスエンジニア
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