仕事とわたし①TOEIC500点未満から700点へ
長年、英語(といってもほぼ英単語)を使った仕事をしていたにもかかわらず、40歳くらいで初めて受けたTOEIC、500点ありませんでした。
18歳のときに英検2級をとったので、600点くらいはあるんじゃないの!?と思ったら、まぁ!恥ずかしい!
転職を考えたとき、私のキャリアに関連する部分で、これではまずい!と。
前職の仕事の拘束時間が長かったため、転職先を探してから退職、というより一度退職してインプットする時間が必要だと実感しました。
目にする求人の多くが、TOEIC600点、650点以上が多かったので、とりあえず目標は650点。
いかなくとも600点台にはしておかなければ、その先はない、と焦りました。
家庭の事情もあり退職を決意するとともに、ハローワークの募集する公共職業訓練を受けつつ、勉強時間を確保することにしました。
(※くわしくは 後日「仕事とわたし②」に記します)
公共職業訓練に入る前
4月に始まる6か月間の事務系のコースで、英語の講座は後半に設定されていました。
コース終了後に転職先を決めることを想定すると、TOEICは1-2か月に1回なので、講座を待っていると遅い!
テキストはあらかじめわかっていたので、独学で学習を進めるしかないと。
コースガイダンスの際、「TOEICはまず、ボキャブラリー!」と念をおされました。
そこで、4月からコースの他の講座と並行し、講座で使用する単語帳「TOEIC L&R TEST 英単語スピードマスター」を、訓練の休憩時間にやっていました。
加えて、通学時間にMicanを。
独自に進めたのは「はじめて受けるTOEIC L&Rテスト 全パート完全攻略」だけ、これは週末にすすめました。
3か月余りでやったことは、これだけです。
公開試験前に
職業訓練直前に受けた公開テストでも500点ちょっと。
3ヶ月の間でTOEICの公開試験は5月の1度だけ、それに賭けるのはあまりにもリスキー。
転職時に履歴書に書くTOEICスコアは、IPテストも目安にはなるので、(公式ではなくても)書いていい! と聞き、何とかして受けられないかと思い探しました。
そこで派遣会社に登録していれば、人数制限があるものの求職中であれば申し込めることが判明。
ちょうど4月の申し込みができそうだったので、申し込みを。
ボキャブラリーだけを詰め込んだところで、どこまでいけるか、知ることが目的。
IPテストは、企業や学校など、団体で利用できるシステムです。
申請すると、公式と同じ構成のテストをオンラインで受けられるもの。
たしか4,300円ほどだったと思いますが、試験時間は、公式の半分の60分です。
実際4月に受験したIPテスト、まさかの675点!
つい先日見た500点ちょっとから、びっくりするほどの飛躍ぶり!
何かの間違えじゃないかと思いました。
ひとつ精神安定剤になったのは言うまでもありません。
転職活動にて企業により評価が分かれるかもしれませんが、機会があれば受験されることをおすすめします。
5月の公開試験(2か月目)までにやったこと
前述の「スピードマスター」/Mican/「はじめて~」の3つです。
ノートも作っていません。
スピードマスターは2周半しましたが(覚えているかは別として)、はじめての~は1周も完了できませんでした。
Micanは出てきたものをひたすらポチポチしているだけで、間違えたものは繰り返し出てきました。
6月に出た 公開試験の結果
5月の公開試験終了後も、次の7月の試験を見据え、上記の3つは続けていました。
6月でた結果、なんと705点!
就職先が決まったわけでもないのに、感激して泣いてしまいました。
700点を超えてから
5月の結果が出てから、TOEICの独学はやめました。
私自身の転職活動に必要なスコアは突破したこと、またこれ以上勉強して750点取ったところで、それに見合う実務経験を積んでいないので、仮に転職活動で評価されても実務で活かせないし、私自身もそれを望んでいないからです。
今のレベルで働きながら、将来的に業務上の必要性を感じたり、より会話も含めてブラッシュアップしたいなと思ったら、その時に学習すればいいや。
もちろん7月以降にTOEIC対策も含めた英語の講座が始まりましたが、ここでは将来TOEICの学習をする場面が来たときに、どのように勉強するか、その視点で受講していました。
実際、公式テキストを使用し、テストの構成から時間の使い方、解き方を教わり、時間を図って問題を解いたりしました。
特に時間配分については、自分なりの戦略が練られるので、聞いておいてよかったです。
スコアアップできた要因
上級の人たちは850から900がなかなか出ないとか、異次元の領域のようで…
500点台から700ちょっとですので、このレベルだからこそできたジャンプアップに違いありません。
自分なりによかったと思ったのが…やるものを限定したこと。
よく薄い本を3周するのが良いと言われますが、嘘じゃなかったです。
ボキャブラリーをマスターするのに利用した「スピードマスター」が最良の本とは思いません。
他の本のほうが、私の生にも合っている気がしていました。
ただ、訓練の講座で利用することがわかっているので、1周でもしていればうっすらとでも記憶に残るはず、と。
Micanで見たこと、「はじめて~」にでていたものも「スピードマスター」に書き込みました。
あれからもう2年以上経ってしまったので、もう公式スコアも失効してしまいました。
転職活動中に出会った人は、失効したスコアも、取得した日を記しておけばNowではないけれど嘘ではないし、とのこと。
仰る通り! 人事担当者がどう見るか、ですね^^
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