「妄想をありのままに見る」の考察
瞑想中、集中出来ない時がある。集中出来ないのは、無数の因縁の結果だ。今まで「集中出来ないのは気概が足りないからだ」と思っていた。だが、これは評価だ。ありのままに見ていない。「集中出来ない状態」をありのままに見るのだ。集中出来ないのは仕方ない。現実を受け入れる。「集中できない」とサティを入れる。
様々な見方があるかもしれないが、並の人間がずっと集中し続けるのは不可能だ。また、並の人間なら、集中出来ない時もある。
「集中出来ない」ことに気づくのだ。意識的に客観的に気づくのだ。
また、妄想が湧いていることに気づくのだ。意識的に客観的に気づくのだ。気づけない時は「サティが入らない」とサティを入れる。