忙しさの正体
こんにちは、TO-JIBAのひろみです。
今、忙しいですか?
マインドフルネス的に問うと、心の中に忙しさはありますか?
忙しさの正体がわかると、同じ仕事量でもあまり忙しくなくなります。
稲盛和夫さんや、ビルゲイツなど、一流のビジネスパーソンがマインドフルネスを取り入れているのは、超多忙だから。
目先のテクニックではないので、ぜひ知っていただき、毎日ゆったりモードでお過ごしください。
忙しい毎日
私は、お母さんです。
息を吸って吐くように、忙しい、とよく言っていました。
実際子供の事や、仕事、明日の準備など、ひとりでやっているので、朝から晩までやる事がいっぱい。
洗濯を干しながら、晩御飯の事を考えたり、やり忘れてた事を思い出したり。
常に何かをしながら、何かを考えて、時間に追われる毎日。
さらに、子どもが学校に行かなくなってからは、昼ごはんや学校との面談、様々なフォローのせいで忙しい、と毒ばかり吐いていました。
夕方が一番余裕がない。
はやく寝せたいので、ご飯を食べさせ、お風呂に入りなよー、と何度も声をかけるものの、なかなか動いてくれずにイライラする。
子どもから話しかけられても、落ちついて聞けず、話半分に流すことが結構あり、子どもが寝てから後悔したものです。
お母さんは忙しい。
休む暇などない。
いつも追われています。
交感神経が優位になりすぎて、疲れているのに眠れない日も。
今、リモートワークの方も増えましたが、私は自宅と同じ建物に職場があります。
だからこそ、不登校娘の昼間の過ごし方に困らなかったり、通勤時間がなく恵まれているといえばそうなのですが、オンとオフの境があいまい。
外に働きに出ている人だって、帰ってきたら家事があり、次の職場に向かうようなもの。
忙しさ≠仕事量
マインドフルネスを習慣化してから、やる事の量は増えているのに、前ほど忙しさを感じなくなりました。
忙しさの正体がわかったから。
心がここにいないと忙しい
予定の数、やる事が多いのが、忙しさの正体ではない。
たくさんやる事があったとしても、行っている最中、その事自体が忙しい訳ではありません。
何かやっている時に、次の予定、次の用事と心が先走ると、忙しくなります。
未来の予定だけではなく、過去の出来事も同じです。
失敗した経験や、周囲にされたことを思い出して、嫌な気持ちを再現したり、心が今から出かけてしまうと、アタマの中が散らかり、慌ただしくなります。
子どもの頃、夢中で遊んでいて、気づけば空が暗くなっていたように、何かに没頭している時は時間を忘れます。
忙しいと退屈、反対の言葉に見えますが、根っこは同じ。
今やっている作業にだけ、心が向いていたら、時間の概念はなく、忙しさや退屈を感じることがありません。
全てにシナリオをなくす
妄想モードに入ると忙しくなります。
目の前の作業から心が離れ、行為に対する見返りを求めたり、上手くいかなかったらどうしようと、予想しても仕方ない事を考える。
ヨガティーチャーのケンハラクマさんの本には、全てにシナリオをなくすこと、と言っています。
成り行き
結果に執着しない
わたしはまだそこまでの境地には達することはできません。
計画を立てたら、一度その計画を手離し、目の前の事、今やっている事に集中すると、心が静かになります。
心ここにあらず、マインドレスネスの時間が忙しさの正体。
心が今ここにあれば、忙しさを感じなくなる。
普段、心が彷徨っている事にすら気づいていません。
マインドフルネスの呼吸瞑想では、呼吸から注意が逸れたら、また呼吸に戻す、という行為をトレーニングしています。
とても地味ながら、誰でも継続すると、日常生活においても心がここにいない事に気づき、目の前の事に引き戻す事ができるようになります。
ディズニーランドは忙しい?
また、気乗りしない事、やりたくない事をやると忙しく感じます。
お金を払って朝早くからディズニーランドに行き、一日つぶれて忙しかったわ、という人はいないはず。
自分の心の声を聞いて、気乗りしない事は避ける生き方をしたいです。
have to やらねば、から、want to やりたいへ。
一度に全部シフトチェンジはできません。
自分の心はどっちに振れているのか?
なぜ、嫌だ(have to)に思うのか?
絶対私がやるべきと思ったけど、ほんと?
と、自分の前提になる想いに気づくと、少しずつ一日の中で、want toの割合が増えます。
そうは言っても…
そんなこと言ったって、私がやらないと回らないのよ。
やりたくないけど、仕方ないの!キーッ。
ごもっとも。
そう感じる日もあります。
そんな想いが湧いたら、やりたくないよね、いやだよね、と感じている想いを受けとめてあげましょう。
想いを抑えつけると、まわりに八つ当たりしたくなります。
私ばかりが嫌な目にあっている!
みんな、酷い!
そんな時は怒りやイライラではなく、その前提にある一次感情。
疲れた、辛い、わかってもらえないさみしさに耳を傾けます。
そう思っているんだね、とねぎらいの言葉をかけましょう。
「ありがとう」や「手伝う?」とひと声かけてもらったことで、わかってもらえた!と、急に元気になったことはありませんか?
自分に対してはもちろん、家族や同僚など、怒りベースではなく、その奥にある感情を打ち明けると、案外理解してもらえるものです。
こんな日もある
作業中のダメ出しや怒りが、忙しくさせ、自分を消耗させます。
目の前の仕事に集中することで、作業そのものの大変さ、忙しさに戻しましょう。
そして、最後は魔法のことば
こんな日もあるよね。
洗濯が終わったのに、干せずに力尽きた。
晩御飯の茶碗が台所に山盛り。
できない日もあります。
そんな日はきっと疲れています。
誰に何と言われようとも、自分だけは、自分に追い討ちをかけてはいけません。
元気になれば、またいつものようにできます。
明日の自分、未来の自分によろしく!頼んだよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
あなたの今日が良い一日でありますように。
自宅にいながら湯治場に。
オンライン上で心と身体が整い、本来の穏やかな自分に。
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