公平さが損なわれ無関心な組織票に一体何の意味があるのだろうか?
とある作品の応募で応募者が50人いるとして、私はその1人であった。作品の公平に評価させるため、応募者の名前の名前は伏せられて公表された。
知人は私に聞く「どれがあなたの作品?」私は答えない。知人はさらにいう「13番目がAさんのなんですって!」私は「そうなんだ」と答える。
ここで一つ、公平さが損なわれた。
投票日。
興味のない投票者は言う。「Aさんの作品って何番?」知人は言う「13番目ですよ!」その人は13と書き、投票箱に入れた。
公平さがガラガラと音を立てて崩れ去る。
流石に私は言う。「それっていいの?」知人は笑う「組織票ってやつですよ」
その状況を傍観していた企画側に属している人に私は言う「13番が受かったらどうしますか?」傍観者は笑う「私が頭を下げます」
私は、私の番号を入れて、投票箱に入れる。
私は、こんなもんか、と笑う。