ルヴァンカップ決勝戦 柏レイソル（対FC東京）の雑感＋α
ルヴァンカップ決勝を観戦してきたので振り返ろうと思います。
大変悔しい結果になりましたが、レイソルが決勝戦を戦うことが出来たこと、観戦できたことに感謝しようと思います。
柏 1-2 東京
— 柏レイソル公式試合速報 (@reysol_sokuho) January 4, 2021
試合終了
最後まで全員で、全力で戦い抜きましたが、悔しい敗戦、ルヴァンカップ準優勝という結果と終わりました。
2020シーズン、どんな時も柏レイソルへのご声援をありがとうございました。
詳細はこちらからhttps://t.co/oHldxteJzz pic.twitter.com/zcYVr5v5du
スタメン発表と両SB
レイソルのメンバーですが、リーグ戦最終盤と変わったのはボランチのヒシャルジソン選手と右SBの川口選手でした。
ボランチについてはリーグ戦での出場停止の関係もあったため想定していましたが、右SBについてはスタメンが続いていた北爪選手も、交代出場が多かった高橋選手もベンチ外だったのが意外でした。
怪我じゃないと良いのですが。
逆に左SBはいつも通り古賀選手。
前日練習を休んだとの報道もあったようですが、無事に出場でした。
前半について。早々から苦戦の予兆
苦い結果となりましたのであまりポジティブな事が出てこないのですが…。
前半はずっとバタバタでした。
開始早々からファールで笛を拭かれるシーンが多く、苦戦するパターンだなぁという印象でした。
FC東京にボールをキープされ続ける訳でもなかったですが、レイソルのビルドアップにミスが非常に多くされ、動きの硬さが目立ちました。
失点シーンはカウンターからの独走ゴールを許すこととなってしまいました。
ヒシャルジソン選手のタックルが完全に躱され、対応に出た大南選手もレアンドロ選手のドリブルに対応できずという、守備側が各個撃破されてしまった末の物でした。
川口選手は攻撃ではクロスを上げるシーンが多かったですがその分の背後を使われ、ボール回収に長けたヒシャルジソン選手はレフィリングを気にしてか動きが固め、大南選手は珍しいくらいミスが多い中で失点、やられるのが時間の問題だった感はありました。
引いて守るのか、全体で前に出て潰しに行くのかが統一感が見えなかった、リーグ戦ではあまり見ないような失点の流れでした。
これもタイトル戦のプレッシャーだったのでしょうか。
こんな状況での前半終了間際、望外の同点ゴールは瀬川選手でした。
CKのこぼれ球に反応、見事でした。
この時間に点が取れた事で、応援席も一気に明るくなりました。
それくらい苦労した前半でしたね。
後半について。好機に点が取れないと…
後半立ち上がりからはレイソルが良い展開をしていたと思います。
オルンガ選手が低い位置までボールに触りに行くシーンがありましたが、その辺りはネルシーニョ監督の指示だったのでしょうか？
チーム全体的に、運動量が増えてFC東京のマークを外せていた印象です。
CKからの川口選手のミドルが入っていれば、展開は違ったでしょう。
面白い試みであり、惜しいシュートでした。あと少し下なら…。
押し込む時間が続きましたが、点を取れないままFC東京に絶好の位置でFKを取られます。
レアンドロ選手のシュートはゴールポストの角直撃で難を逃れましたが、潮目の変化を感じた場面でした。
そして決勝点のシーン。
アダイウトン選手の脚力と閃きにやられてしまいました。
もちろんパスも良かったですが、右利きのアダイウトン選手が駆け込みながら左足でのトーキック（だと思います）で１歩早く打ったシュートがレイソルゴールに突き刺さりました。
キムスンギュ選手が飛びつけていなかったので、タイミングを外されたのかなと思います。
流れの良い時間に点が取れないと…、というお約束の通りになってしまいました。
大変悔しいですが１－２のままタイムアップ。
最後はロングボールで攻め込みましたが、あまり効果的とは言えず。
ちょっとした変化や、パスで角度を変えてからといった試みも見たかった所ですが、その思考する余裕を奪ったFC東京守備陣が見事だったのでしょう。
柏レイソルは準優勝という結果となりました。
無念。
雑感とオフシーズンに向けて
２失点ともカウンターで、相手の個の力、アイデアにやられました。
大南選手も古賀選手も今年はオリンピックイヤー。
代表を目指す上で、この悔しさをバネにして欲しいです。
また個人的には、リーグ終盤から江坂選手と大谷選手の途中交代が多いことが歯がゆく思います。
もちろん致し方ない事情もあろうかと思いますが、ピッチで見たい選手たちなので来シーズンのパワーアップに期待します。
最後に、今年は試合間隔が空くと連携（試合勘？）が悪い試合ばかりでしたが、この試合でも同様でした。
今後も感染対策は徹底しつつ、チームコンディションとのバランスが取れると良いなと期待します。
さて、レイソルもストーブリーグに突入します。異例ずくめのシーズンはオフも短め。
来年のレイソルの陣容や、噂されるオルンガ選手、中村選手の動向も気になりますが、まずは選手の皆さんにゆっくり休んで貰いたいと思います。
シーズンお疲れさまでした。
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